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不定期ダイアリーpart.17

12月17日(土)

毎日、書くテーマだけざっくり決めているが、結局詰めて書いているのは20(火)になっている。
「書かないと」という切迫感はあるものの……
なかなかタップが進まないのだ。日記というものは思ったより難産の様だ。

昨日夜半(12/19)、風呂に浸かりながら書ききる予定だったが、「仮面ライダー龍騎 TVSP~13 RIDERS~」YouTube配信、「伯耆流柔術」の動画に夢中になってしまった。つくづく愚か者である。

説明不要のバトル・ロワイアルであるが主人公の親友を思う気持ちがグッとくるこの頃である。

伯耆流はたまたま見かけた。
タックル潰しのチョークなどが安土桃山末期の1596年、古流武術の中にあったのが驚きである。関ヶ原の頃は「術」を売物とする武術家、剣術家は卑しいとされていたそうであるが、事実や如何に。
京都に現在も道場があるそうだ。
素晴らしいことである。

さて、
食って話しての週末だった。
昼過ぎから後期納会に参加。
新主将、主務の2人からお名刺含みのご挨拶を頂いた。人生で初めての、ピカピカの名刺である。帰ったらご自宅の方に誇らしげに見せるのだろう。何ともいじらしいではないか。
普段話す機会のない、年上の諸先輩方と話ができた。他の方の近況も含め、色々話し合えた。
夢を追う先輩がいるらしい。
その姿勢に思わず心が熱くなる。
どうかそのまま、追い続けてほしい。

スピーチでは師範が我々に水を向けてくれたので、労いも程々に来年の抱負を話した。

そんなコーチが多かったと思う。

要は皆、自分の背中で、自分の姿勢や生き方、そして技を伝えたいのである。

僕は回遊魚の様に、様々な界層を泳ぎながら、またカメレオンの様に色を変えながら、来年も色々な景色を見ていきたいと思っている。

夜はミスドで汁そばを食べた。

若手のコーチ達と、皆々現在の座標上で起きている出来事を話し合う。
人生は色々である。
自分の為に苦労を吐露するのではなく、
目の前の人を救いたくて、自分をさらけ出す。
弱々しく情けない自分を、誇りを持って話す。エゴかもしれないが、そんな時間だったと思う。
お互いに経験した、色々な苦労話をした。
やっぱりというか、
人間関係の話がメインだった様に思う。

完璧に強い人間などいない。
つくづく人間は、コミュニケーションの在り方に左右されてしまう生き物なのだと思う。

ではどうすれば、良いのか。
それが分かるほど俺はまだ、成熟していないらしい。

12月18日(日)

久々に実家に帰った。
父や母と、久しぶりによく話した。
帰省後は、必ず仏壇に手を合わせる。
祖母と話す為である。
祖母は、実の祖母ではない。
父を養子にしたのだ。
だから僕は一回名字が変わっている。

実家で暮らしていた頃は、仏壇に手を合わせても手を合わせることに集中というか、強ばってしまい、上手くコミュニケーションを取れていなかった。コミュニケーションと言っても、相手は死者なのだから会話ではないのだけど。
「最近どうですか?」と祖母の顔を思い出しながら、手を合わせられる様になったので「話せる様になった」と思うのかもしれない。

久しぶりに母の手料理を頂いた。
美味しい。色々昔が浮かんでくる味だ。
育ちの味は舌から消えてなくならない、家庭特有の文化だ。有難いことに我が家に家風があるのは、母がしっかり家庭の味を30年間、守ってきたからだと思う。

改めて実家は凄い。
何でも出てくる。
そこに危うさを感じ、色々と外の世界を物色してきたのが今の自分だ。
自分や妻とで生活を回すようになり、故郷の温かさがより骨身に染みるようになった。
外に出て良かったと思う。

○朝日屋のうどん

高校時代の級友たちと、久しぶりに会う。
中には卒業式以来の友達もいた。
集まった場所は東京都世田谷区にあるうどん屋、朝日屋である。
現代社会の恩師が大将を務めていらっしゃるのだ。しかも先生は現役の教師。
私立高校の教師とはいえ、たまげた体力である。
もう還暦になられた先生の手打ちうどんにコシの衰えは一切見られない。(不躾な話ではあるが)
麺はもちもち、天ぷらはさくさく、サイドメニューのドライカレーもさっぱりと旨辛く、5人ともペロリと平らげてしまった。

小林先生、ごちそう様でした。

近況報告含め、色々話し込む。
人生、色々である(n回目)
ただ皆、あの頃の面影や輪郭を残したまま、成長していて8年の月日の長さが一瞬にして「昨日のことの様に」なってしまった。
315、球技大会でドッジボール3位/15クラスになってたんか。忘れていた。
八年間、一切高校には行けていない。
地理的条件が悪いのと、他にやりたいことがたくさんあったから、中々目を向けて来れなかった。

恩師も、結婚式に来てくれた様な大切な友人もいる。旧友と再び仲良くなっていきたいなと思えた。


12月19日(月)

通常生活に戻る。(in 静岡)
昨日、一昨日と自分が武道に出会う前に良くしてくれた人たちと一緒にいたので、テンションが戻ってこない。
友人の言葉や姿勢が頭から離れない中、仕事をしていた。
勉強をして、ジム。
少し重くしてのデッドリフト(112.5kg×10)。
まだやはり息切れしてしまう位のスタミナしかない。
松下先生のアドバイス通り、筋肉にスタミナを残したまま戦える身体作りをしている。
これは時間が掛かりそうで、ワクワクしている。
継続が大切である。何事も。

12月20日(火)

何をしていても、眠たい日であった。

仕事、勉強をし、ジム。
胸、肩のトレーニングに当たってブリッジやプルオーバー、ヘイローハーフニーリングなど、胸椎周りをほぐすイメージのアップをいっぱいやる。
インターバルには蹴の抱込稽古。
当ジムで私は独自路線なので、良いのである(何が)
ヘイローハーフニーリングを片足立ちでやると、色々な神経を使っている感覚に気付く。

帰宅後、刀を振る。
納刀型。
小手➡️左抜胴のタイミングが難しい。
抜胴で切っ先をしゃくらず、上から降ろすようなイメージで腰を回転させるとピゅんピゅん刃鳴がして、面白がっているうちに上手くいかなくなって……の繰り返し。

ロッテ落合が阪急山田の決め球シンカーを掬い上げず上から被せる様にして打ち始めたらボールが上がり始めた……という所から着想を得る。

一回小手斬付で刀が落ちている反動で、上がってくるタイミングで上から被せながら左に切り抜く……イメージ。
あくまで、遊びである。
試合でどうこうのレベルではない。

明日は柔道稽古納めである。
柔道もなんやかんや半年以上やっている。
来年は黒帯目指して、頑張りたい。

お し ま い

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