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Tomo
2024年7月9日 00:43
誰にでも忘れられない挫折があると、ぼくは思っている。それはある人にとっては受験かもしれないし、また別の人にとっては失恋なのかもしれない。はたまた、人間関係の失敗や仕事、そして遊び……挫折の枚挙に暇がないのが、この人間社会の宿命とも言えよう。そして心に刻まれたその痕の深さも、人それぞれ違うものだ。…それは2016年7月4日(月)、ありふれた夏の日だった。新座キャンパスに籠る熱波は夕暮れ