票読みと口コミとひまそら女子部と
東京都知事選の投票日まであと2日、ひまそらあかねさんの電撃出馬からもう10日以上たったんですね。時間がなくて掘り下げられてないのですが、徒然なるまま最近のトピックについて記します
票読みについて
A票未満なら泡沫でダメージ、A票以上なら及第点、B票以上ならWBPC問題に大きくメリット、みたいなもののことです。で、当初からずっと、ひまそらさんは味方側にいる票読みするひとに怒っていました。そんなにキツく言わなくてもいいのになとも思いつつ、今になりこれほどの熱を巻き起こしているのを見て、ひまそらさんは並外れた人で、こういう人にとっては今の常識や今の固定票からの現実解を出すだけの票読みは確かに目に障るだろうと思いました。
票読みを否定する気は無い。9割は予想の範囲に収まるように現実は動くものだし。でもひまそらさんは現実は十分承知の上で、現実を変えるために出馬してるので…そもそも、最初からその現実解を見る人ならそもそも出馬しないですよね。賢しげな予想を打ち破るところがひまそらさんのおもしれ~男なとこ!って改めて思う。
「支持者は絶対当選するって思ってて、落選したらショック受けるだろうし離れるだろうから先に教えておいてあげないと」という親切心の可能性も聞いたのですが仮にそうだとしたら一般層を舐めまくってるなと。そもそも、出馬するって聞いた時からどう考えても厳しい戦いになることはひまそらさんも支持者も分かってる。ただ、1%の可能性を信じなければ、やらなきゃ0%のままだから頑張ってるってだけ。むしろ楽勝だと思ってるなら口コミなんてするわけないじゃないですか。そして、落選したとして、法に則って選挙というシステムに自分を委ねる決断をしてくれたことに感謝しこそすれ、がっかりする要素なんてあるわけないじゃん。もし結果でがっかりするとしたら広めきれなかった自分に対してだろうし、自分にがっかりしないように最後までやり切るだけ。
データ分析は大事だけど、そのデータの元は人々の行動が作ってるわけで、初めてのことで、ここ1番の勝負所でデータが積み上がってないから行動しないというのも、それもまた最適解ではないと思います
口コミアプローチについて
選挙で当選するには大衆からの広い支持が必要です。しかし、私の推し候補者のひまそらあかねさん、住民監査請求を2桁通し1件は一部認容しても(なお、舛添元東京都知事は住民監査請求が元で辞任)、国家賠償請求訴訟も地裁勝訴して高裁で棄却(=勝訴の可能性が高い)しても(なお、一部活動家のものは訴えただけでニュースになる)マスメディアが華麗なスルーをキめてくるため、大衆にアプローチする手段がほぼありません。なので、口コミが唯一最大の作戦となります。
・・ほんとー??だいじょうぶそ???
とは思ったものの、とりあえず10人口コミやってみた(素直)のですが、想像してた以上に皆政治に興味が無く、友達の言うことならOKという子が多かったので、なるほど、地味に見えるけど口コミは馬鹿にできないし、作戦にする価値はあると思いました。ただ、支持者1人1人がコツコツやってくしかない中たった2週間でどこまでいけるかは未知数だなとは思います
ちなみに、我ながら結構上手く行ってると思うので少しコツを共有すると、わたしはAISASモデル風(あくまでも”風”)で考えてみてます。ポイントは、まず目標はAttention(認知)ということを意識することでハードル低くすること。そのうえで最終目標であるAction(投票)やShare(共有)の可能性を高めるため、相手が自発的に情報を得る行動を仕込んでおくこと。マニュアルとかあるわけじゃないしどこまでやったら良いか分からないとき、理論があるとちょっとだけ助かる(気がする)
Attention(注目・認知):ひまそらさんの名前と都知事選を伝える
↑★ここまでで目標は達成。あとは気軽に
Interest(興味・関心):相手の興味が何にあるかキャッチボールして興味を深める
Search(検索):情報を相手に検索してもらう
Action(投票)、Share(共有)は相手にお任せ
よければ使ってどーぞです◎
#ひまそら女子部について
7月2日にめんたちゃんという人が呼びかけ人となって作ってくれたタグで、ひまそらあかねさんを支持する女性は声をあげてみませんか?という呼びかけをしてくれたものです。
私は元々あえて女を出す必要無いと思っていて。そもそもWBPC問題自体が会計問題指摘したらミソジニーになるという、全然別の問題に女持ち出す嫌なモデルケースだったから、あんな感じにはなりなくないって思ってたし。タグ芸も好きじゃないし。でもめんたちゃんの動画は分かりやすくて血が通ってて好きだから、タグに賛同というよりめんたちゃんに賛同する気持ちで参加しました
で、参加して反応見て、私は全然人の気持ち分かってなかったと反省しました
ひまそらさんの支持者に女性は普通にいる。そんなのわざわざ口に出さなくても分かってると思ってたけど、反応見てるとひまそらさん自身も、ひまそら支持者も、アンチの人も驚いてて、当たり前だと思っていても可視化しないと分からないものはあるんだなと。
そして、ひまそらさんやひまそらさんのために声を上げたひと(直近なら岩下社長など)に対して貼られるミソジニーというラベルが、ご本人たちにとって凄く不名誉でダメージを与えるもので、私は全然そこに気づけてなくて、申し訳なかったなと。もっと早く声を上げてたら、傷つく人を減らせたのかな、と後悔した。
めんたちゃんのおかげで気付けました、ありがとう。そして、性別も年齢も容姿も分からない匿名のSNSですら強い力を持つ”女”という武器は本当に危険ですね。めんたちゃんが動画で語っているように、女だからって優遇も差別もされたくないし、安易に使うことは将来的に女にブーメラン返ってくると思うので、活動に女の武器を使うのはこれで最初で最後にしたいね。と思いました。
優しくて強いめんたいこに敬意を込めて