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カウンセリングは心のお守り?
◆「スクールカウンセラー」
Q:子供の学校のカウンセラーに相談したことはありますか?
以前私はある保護者からの「嫌がらせメール」に激ダメージを受けてしまい、息子の中学校のカウンセリングを利用したことがあります。
相談室で1対1でお話ししたのは全部で2度でした。
◆初回カウンセリング
強い緊急性を感じて予約したスクールカウンセラーの相談。予約から1週間くらい後にやっとその日がきました。
カウンセラーは若い女性の臨床心理士さん。50分ほど1対1で話を聴いてくださいました。始終うなずき、共感して聴いてくれました。
私は一通り経緯や背景を伝え、自分が相手だったら間違ってもこんなことはしない。まっとうな人間ならどうするかなどなど。たくさん話しました。
カウンセラーが言った印象的なことの1つ。「本当にいやな思いをしましたね。実はPТAに関わる人間関係で、ストレスでへとへとになってるお母さま方はかなりいます」と。
やっぱりたくさんいるんだ!それをカウンセラーは知っている!でも問題提起できず改善されることもない?
ママさんたちはへとへとの人間関係の中でへとへとになり続け、家庭でも仕事場でも子育てでもへとへとの連続で、、、「○○であらねばならない」的な生き方してるのではなかろうか?
今回私に嫌がらせをしてきた保護者もこっちの「へとへとグループ」に実は入るのではないか。
「後ろ指は刺されたくない」とかそんな理由で「責任」を引き受ける。引き受けた責任は淡々と果たせばいいのに、「お前も果たせ!逃げるんじゃないだろうな!」と見当違いな懲らしめ行為で憂さ晴らしする。
恐ろしい
◆相談してわかったこと
世の中のママさんたちのことはさておき、
私の場合は「また何かあった時はここに話しにくればいい」と思える場所、「いつでも相談に来てください」と言ってくれる場所ができたことが一番の収穫でした。
「場所」ができたことの安心感、とりあえずこれ。
じゃあ、何度か気軽に相談したかというとそれ以降は一度も利用しませんでした。その後またいやがらせを受けて(お門違いの詰問をされて)いや~な経験をしたけど、最後に聴いてもらおう!と心にメモしてたんです。
その人の性質にも寄りますよね。
私の場合、少しのサポートを受けただけで「さあここからは自分でやろう!」という性質が強い。借りた力の120%くらいを「自分の力」にして活かしていこうとする傾向がある。
性質だから仕方ないが、あえて言えば、自立してた方が自由で快適だから。そっちを好む。頼るときは頼る。でも依存は最小限にして「ありがとう!あとは自分でやってみるよ!」が好きなんです。
なるべくそうしたいから無意識にそうしてる。カウンセリングも最大限の効率の良さで利用したのではないかと思う。(※実はそこに疲れもたまっていたりする)
もうひとつ言うなら、効率良く利用しようとするのは元々植え付けられた 節約癖(貧乏性)からくるのかも。育った環境の経済的な問題です。自分でそうなったのではなく社会の不備やいろんな事情でしょう。(※知らぬ間に行動を規定している可能性があります)
自立と自由を好み、節約癖が多少ある。私と同類の人なら共感してくださるでしょう。
◆「ある」だけでだれかを救ってる場所
結局、カウンセリングは初回だけ。あとは、心の底で「PТAすべて終わったらカウンセラーさんに挨拶に行こう」と <それだけを拠り所にして> がんばることができました。
カウンセラーさんにとっては手間がかからず楽なクライエントかもしれません。「その場所がある」だけでだれかを救えてるのですから。
さて「最後の挨拶」として行くつもりでいた2度目のカウンセリング。私の拠り所。かなり楽しみにしていました。どういう結末になったのか、、、?
また次の機会に書きたいと思います。