見出し画像

レモネードの今季お気に入りプロ 女子シングル編

激動の21-22シーズンももうすぐ終わり。ということで、今期個人的に刺さったプロを紹介しようと思います。

注意!


・語彙力がないので表現が微妙な可能性があります
・技術より世界観や雰囲気についての記述が中心です
・ジュニアの試合はあまり追えなかったので少ないです
・(初見以外の)継続・再演プロは除外してます
・ここに名前のない選手は嫌い、興味がないというわけではありません。
・敬称略です

以上のことが大丈夫な方のみお読みください

ショート部門

千葉 百音 「エデンの東」

柔らかなスケーティングが美しい楽曲にマッチしたとても素敵なプログラム!
特にステップ部分が好きで、私には草原に風が吹き抜けるような情景が見えました…
来季はシニアに上がる予定とインタビューで言っていたので、活躍が今から楽しみな選手の一人です。

河辺 愛菜 「冬」

「冬」を使用した選手はたくさんいますが、その中でも異彩を放っているのがこのプロ。冒頭の風音→3Aが鮮烈な印象を与え、「冬の女王の降臨」を思わせました。最後の氷をふわっと投げる振り付け(?)もお気に入り。
今季の飛躍はこのプロが後押ししたと思っています。

三原 舞依 「夢やぶれて」

悲しみや苦しみを味わったからこそ湧いてくる力や勇気を感じたプログラム。スピンで突き上げた手をグっと握りしめる振り付けが私の泣きポイントです…
切なくも力強いボーカルが舞依ちゃんにとても似合っていました。

坂本 花織 「Now We Are Free」

スケールの大きなジャンプが生きるプログラムだと感じました。後半の自由を喜び、歌っているようなステップが特に好きです。
緊張の連続であろうオリンピックシーズンに「自由、解放」というテーマを表現したかおちゃんの素晴らしさ…

カミラ・ワリエワ 「In Memoriam」

弔いにも、喪失感の発露にも感じられるプログラム。冒頭の駆け出すような振り付けで一気に世界観に引き込まれました。丈の長い衣装も世界観を形作る要素になっていたと思います。何があっても彼女の技術の高さとプログラムが持つ美しさは不変だと私は考えています。

フリー部門

渡辺 倫果 「カルミナ・ブラーナ」

全日本選手権で3Aを見事に成功させ、世界ジュニアへの切符を手にしたプログラム。強い音楽に負けない、存在感のある演技が印象に残っています。拠点も船橋に変更し、来シーズンの演技がとても楽しみです。

松生 理乃 「月光」

満月が不気味に輝く夜を思わせる、狂気がにじんだような美しさが印象的なプログラム。可愛いSPとのギャップがたまらなく好きです。技術の高さはもちろんですが、どんな音楽にも調和できるポテンシャルを今シーズン改めて実感しました。

樋口 新葉 「ライオンキング」

4年間の全てが詰まったようなプログラム。3Aの成功、特にラストのコレオは自らへの祝福に溢れているようで、何度見ても胸が熱くなりました…
苦難があっても自分の夢へ向かって突き進む姿が、シンバと重なって見えました。

ユ・ヨン 「レ・ミゼラブル」

壮大なミュージカルの世界観を表現した滑りがとても印象的なプログラム。曲調によって雰囲気をガラっと変えられる技術の高さ!
特に後半の「夢やぶれて」→「民衆の歌」が素晴らしかったです。


終わりに

五輪シーズンということもあり、どれも印象深いプログラムばかりです。
来シーズンも素敵なプログラムがたくさん見られることを願っています。
拙い文章をここまで読んでいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?