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ピクミンシリーズとMBTI
ピクミンって、わりとT型要素の強いゲームだと思う。
運ぶ、増える、戦う、食べられる。
建築する、時間を逆算する、最短ルートを見つける、それぞれに仕事を割り振る。
でもそれでいて、元祖主人公のオリマーさんはF型人間だと思うんだよね。というかISFJじゃない?
優しくて穏やかで、あまり楽観的ではないけど自分を追い込むほど悲観的でもなく、仕事熱心だけど熱心すぎず、淡々と物事を理解しながらも人を褒めたり気遣ったり寄り添ったりできる。
私はピクミン4から始めて、まだ1〜3をプレイできていないんだけど、ストーリー性が一番少なくて尚且つ難しい操作が要求されるのは1だと聞いている。
未知なる世界をたった一人で探索するISFJの主人公。世界観はT型。これってなんだか、最高に不安で不気味でわくわくする。
2以降はストーリーが多少増えて、登場人物も増えて、会話シーンも増えるから、1ほどの不安感はない⋯⋯と想像する。
それこそ4はオッチンがいて可愛いし、隊員たちがいっぱいいて主人公を励ましてくれるし、ピクミンも色とりどりだし。
でも基本的にピクミンのゲーム性はT型で、そこに物語を添えてくれるオリマーさんやコリーさんはF型なんだよね。ここが面白いと思った。
そして2以降に登場するT型と思われるキャラたち。
ルーイ、社長、ブリトニー、パピヨン。彼らも面白いよね。特にルーイは私に刺さった。あんなに酷い行いをしているのに、彼を迫害しない世界観もすごく良い。
でもそこでオリマーさんやコリーさんが「ああっ⋯⋯ピクミンがあんなに死んでしまった⋯⋯」とか注釈を添えてくると、ふっと不安を感じたりもする。
現実世界とは逆の法則が成り立っているみたいで面白い。
いつか1〜3をまとめてプレイしたい、と言いながら1年が経ってしまった。もうちょっと余裕が出てきたら買いたいな。4の2周目も途中で放置してしまっている〜!