プライミング効果

Aさん :　thatを10回いってみて

Bさん :　that that that・・・

Aさん :　これはペンですといってみて

Bさん :　This is a pen！

Aさん :　答えは「これはぺん」

Bさんはしまった、つられてしまったと

なるのですが、この10回ゲームも

人のプライミング効果を利用したゲームとよべるでしょう。

直接プライミングでは

先行刺激として

はりきゅうという単語を提示しておいた人と

そうじゃない人では

たとえば

は〇〇ゅう　

という

単語完成課題の正答率やスピードがかわる

というものです（先行刺激を受けた人の方が正答しやすく、速度もあがります）

間接的なプライミングとしては

たとえば、ヒマワリという単語を答えて欲しい場合、

夏という関連した先行刺激のほうが

猫という先行刺激より

より単語を想起しやすくなりますね。

アメリカでおこなわれたステレオタイプの印象形成に関する実験では

忘れっぽい　　フロリダ　　ビンゴ

といった老人のステレオタイプを喚起する文をプライミングさせたグループは何と

させなかったグループに比べて実験テストが終わって出口まで歩く速度がゆっくりになったというのです。

もちろんビジネスのフィールドではたくさんプライミング効果の応用を見る事ができますが

まずは

自分の無意識へプライミングを応用したいところです

サボってしまいやすい目標に対して

ポジティブな言葉で呪文のようにプライミングすることで

（これはスポーツ選手たちのコーチングにも使えそう）

自分の行動をポジティブに変えていきたい！