警告反応期・抵抗期・疲弊期
セリエの汎適応症候群の三段階
最初は警告反応期
ショックにやられてグラフでいえば
\
低下、下降、
その次にこのままではヤバいっ!と
/
上昇
この2つは警告反応期の
ショック相と反ショック相とよばれ
ショック相は低血圧や低血糖、低体温で
ストレッサーに対して適応機制が、反応する前の状態です。
数分から1日程度持続したのち反ショック相へ移ります
反ショック相では反対に高血圧、体温上昇、高血糖、副腎皮質の肥大、胸腺、リンパ組織の縮小などが現れるといいます。
警告反応期を経て、次は
抵抗期へ移ります。
抵抗期では 受けているストレッサーに対しては負けまいと適応できている状態といえます。
が、他のストレッサーに対してはエネルギーが落ちていて負けてしまう可能性が高くなります。
疲弊期は長引くストレッサーの影響から適応が限界になり、体重減少、副腎の萎縮、胃潰瘍など実際に深刻な身体への症状へ移行していきます。
よく東洋医学などで未病といいますが、目に
見える形で症状が現れてしまう、その前にア
プローチしましょうということですね。
セリエのストレス理論でいう抵抗期のあたり
でいわゆる免疫力をあげる、虚を補い、外邪
をはねのけるといえるでしょう。
実際に震災が起きた被災地に一次対応して
駆けつけるドクターは補中益気湯のエキス剤
をよく持っていったりします。警告反応期か
ら抵抗期あたりで免疫力をあげてショックを
うけた被災者の抵抗力を応援するわけです。
心理的なケアについても、たとえぱPTSDな
ど、ストレッサーとの関連など色々気になる
ことはたくさんありますが今日はここまで。
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