
独り言論争
幼児の独り言
発達理論で有名なピアジェは3歳ころの前操
作期の子供は自己中心性といって他者の視点
を持つことができず、発話がまだコミュニケ
ーションの域に達せず、未発達な為、独り言
のように聞こえるとしました。
それに対して
ヴィゴツキーは
言葉を発せずに頭のなかで思考の道具として
用いられる言葉を内言といい、
幼児の場合、外と内の区別がつかずに本来外
に話す必要のないのにでてしまうものとしま
した。
ピアジェは全操作期の自己中心性から
具体的操作期の脱中心化にいたり
独り言は消滅するといい
ヴィゴツキーは内言を獲得して独り言をしな
くなるといいます。
少しややこしいですが
ピアジェは
コミュニケーションにならないもの
いずれなくなるもの
ヴィゴツキーは
その独り言こそが発達して
自分への語り(内言)ができあがる
というところでしょうか。
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