俠白
中焦からはじまった太陰肺経を辿って
中府-雲門から脇の天府のツボへ
今日は下に1寸くだり「俠白」というツボ
肺は五臓の色でいえば白、ハク、魄。
俠と白で肺を挟んでいるという意味だろう。
主治に汗疹(汗疹)というのがある。これは「肺主身之皮毛」(素問)から
皮膚や汗腺や体毛と肺が関係するためだろう。
臨床での経験としては、慢性の喘息患者さんが疲労などで調子を崩しながら
健康的でない冷たい汗をかいたり、皮膚の色や全体のオーラが変化しつつ発
作になってしまうのをよく経験する。
呼吸器科のクリニックと鍼灸治療の併用で、少しずつ症状が良くなると皮膚
の色艶も良くなり、肺は皮毛を司るのは本当だなと、その患者さんを見るた
びにしみじみそう思う。
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