つけもの
やったーやったー!
ずっと気になってた帰り道にある八百屋さんに寄って、漬物を買ってきた!
母がよく漬物を作っていたけど、自分で野菜からぬかを落とすのは初めて。
つめてー水に手を凍えさせながら、ぬかを落として、切ってみる。さすがに実家のものとは違うけど、うまいうまい。
最近は、懐がさむくなってきて、CDとか本とかを、よーし買っちゃえ!とできないのがちょっとつらいので、生活費はもちろんだけど、文化にお金落とすためにわたしは稼ぎたいんだろうな〜なんてことを考える。
みんなおかねがなくなると、余暇とか楽しさから真っ先に削られていって、あらゆる業界でおかねが回らなくなる。景気ってこわいな〜。
古い家、お風呂や給湯の温度調節が難しくて、いま自分の手が熱いと感じているのか否か、感覚が分からなくなってしまうことがあったり、急に水が止まらなくなって一晩中テキテキ垂れてたり(夜なんど締め直しても止まらなかったのに、朝水道使ったら止まった)、流し台が温度変化のせいか、ボン!て音をしょっちゅう出してたり。
まだ完全には慣れてないけど、少しずつ慣れてきて、こうやって、自分とこの家が馴染んでいくのを体感するのが楽しい。
料理はなんだかんだ、外食することもままあるので、数日に1回大目に作って何回かに分けたりとかして食べている。毎日「何食べよっかな〜」と考えるのはやはり面倒だけど、よしこれ作ってみよう!これ使おう!上手くいくかな〜と勘で材料を組み合わせるのは、まだ新鮮味があってわくわくする。
今日は友達と、庭園美術館のポスター展に行った。すっごく面白い友達だったので、ずっとケラケラ笑ってて、楽しかった。一緒に展示を楽しめて、あーだこーだ話せる友達ができるなんて、夢にも思わなかったな。
もちろん展示もめちゃくちゃに良かった。手描きでレタリングしていた時代、これってどうやって印刷したんだろう?と考えたり、オフセット印刷って歴史が長くてすごく綺麗な技術だなーと思ったり、古いのにすごく整っているけどパソコンはいつから使われているのだろう?とか、文字や図形を傾けて配置するだけですごくカッコいいとか、写真を使ったカラフルなコラージュもめちゃくちゃ可愛いけど、モノトーンや2色しか使わないのもすごく良い、とか。めちゃくちゃ参考になる。その中でも、先日小耳に挟んだ、ロシア構成主義、なんのこっちゃと思っていたけど少し理解できて、そういう時代に作られたものの斬新さは本当に今もずば抜けていると改めて思わされる。当時から先進していたであろうスイスのポスターもみんなかっこよくて、スイスとかドイツとかロシアとか、そもそも言語自体の文字がカッコいいよな!と思ったり。
昨日は、Bookloversの納品に行った。初台の駅から、歩いて15分くらいだろうか、坂道を下って登って下って右に曲がると辿り着いた。閑静な住宅街にある、立派なお宅。本棚と、壁展示の本達は、どれも素敵で、手に取りたくなる。はじめまして、とご挨拶をして、ゆっくりお話をさせていただいた。
この展示があるからこそ、「ZINEつくろうよ!」ではじめて「本」をつくることになり、「本をつくること」に関して、また深く考えることになった。そして、1冊の本に仕上げることが出来た。SSBBさんが装丁と製本をしてくれて出来上がった本は、とても綺麗で、自分が関わって出来上がったと思うと、やっぱり愛おしかった。
ギャラリーで何冊か拝見させて頂いた、他の展示本たちも、どれも本当に凄くて!負けてらんないぞ!という気持ちになる。
帰り、夜ご飯を食べながら、つくった本について振り返ったり、ジンツクの今後について話し合ったり。近いうち、ジンツクとオカネの話をしたいね、という流れになった。いろんな人に意見を聞きたいな。
つくる人がみんな幸せになれますように、なんて大仰なことを願いつつ、自分はどうしていくべきか、模索している。難しいことも考えるけど、楽しさや遊び心もずっと忘れないように、両立させていけたらな。
Bookloversの展示、すごく楽しそうなので、絶対に足を運びたいと思っています。みなさんもぜひ。またちゃんと告知します、たぶん。
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