一日一事業を考える#9
ゲームの世界では、自分はプレイヤーとなり、
コントローラーでキャラクターを思い通りに動かします。
右に傾けたら、右に。
スタミナに限界はあるけど、ある程度ダッシュはできて。
攻撃や防御はお手の物。
自分のできないことでも、ゲーム内のキャラクターはできます。
自由に動かすことができるのがゲームの面白いところ
これを現実の世界でもやってみたらどうかなって思いついたのが、今回の一日一事業です。
面白そうだと思って書き始めたら、けっこうなボリュームになっちゃいました!笑笑
どんなアイデアなのかというと
誰かをプレイヤーにして、その人を自分の思い通りに動かす。
と、いうことです。
全然わからないですよねw でも雰囲気はこういうことです。
名前をつけると
「You are my Scenario」
直訳すると、あなたが私のシナリオ です。
遊び方は単純で、
現実世界でプレイヤーとキャラクターの役割を決めます。
プレイ時間は最大でも一日!
プレイヤーはキャラクターを動かして、自分がしたいこと、やりたいことをしていきます。
動かし方は電話やLINE等でつたえることができますよね。
ただ、ゲームと違う点は3つ。
現実世界では、許可されていないこと、できないことがたくさんあること
ゲームの世界の多くは自分だけの世界ですし、できないこと・やってはいけないはそもそもシステムとしてやれないようになっていますよね。
しかし、現実ではそんなわけはありません。
右に行け、走れ、の行動は問題ないけども、免許持っていなかったら運転はできないし、刀で街の住民を切り倒すのもできません。
危ないことはさせられません。
現実のルールは、ゲームの世界の何億倍も厳しいです。
キャラクターは感情を持っていること
プレイヤーが嫌な気持ち、恥ずかしいことはできません。
この服装で電車に乗れと動かして、もし痴漢にでもあったら普通にアウトです。
この虫を食べろといっても食べるわけはありません。
プレイヤーとキャラクターという役割だけど、尊重しなければなりません。
キャラクターそれぞれが違うこと
「ダッシュ」のコマンドに、1時間走れる人もいれば、10秒で息があがる人もいます。
最初からパワーアップキノコを食べてる人もいれば、そうではない人ももちろんいる。
プレイヤーだけでなく、キャラクターによってもゲームが変わっていきます。
今後もその人の人生は続いていくこと
電源オフを押したら、終了のゲームではありません。
楽しいゲームだったとお互いが思わなければならないのです。
ゲームに比べて、たくさん制約があるということが想像つきます。
ここに書いてること以外にもまだまだあるかもしれません。
だけど、
どうやってゲームをするのか?
コロナで海外に行けなくなったために需要が急に出ていた「VR旅行」
VRを通して観る世界から、まるで自分もその場所に行って旅行しているかのような気分が味わえるものですよね。
しかし、それは旅行会社が準備した旅行です。
旅とはここに泊まろう、このご飯を食べよう、この道を右に曲がろう。
と自分で決めるところに楽しみと物語が作られるものです。
VR旅行
「You are my Scenario」ならば、
自分が操作するから、行きたい場所に行けます。5Gがもっと普及していけば、リアルタイムで景色の中継は楽勝でしょう。
(こんな感じのイメージ)
残念ながら、食べるもの等は映像だけで実物を食べることはできません。
しかし、自分の行きたいお店に行って、素敵なものを見つけたら、それを配送してもらえばいいし、街並みも自分の好きな道を選んでキャラクターに歩いてもらえることが可能です。
キャラクターとしても、自分の意志ではなく、ほかの誰かの指示によって動く一日は新鮮で、新しい見方で自分の街を探索できることでしょう。
そしてプレイヤーとキャラクターどちらにしても、自分だったら行かない場所に、操作しているから/されているから、という理由で行く機会になることも起きると思います。
プレイヤーがお金持ちで、高級レストランや宝石店に行くことになったり、
キャラクターがごつい男性だから、夜のクラブでダンスをしてみたり。
また、これも面白いんじゃないかと思いついたのは
プレイヤーの自己流最高の一日をキャラクターが送る
という遊びです。
例えば、
朝起きて、公園に行き、そこでヨガに参加して、昼は隠れ家的なイタリアンレストランでパスタを食べて、午後に一押しのお店に向かい、最後は地元の人しかしらない浜辺で夕陽を見る。
こんな一日の流れをプレイヤーがキャラクターに提供します。
VR旅行の話は、
プレイヤーがキャラクターにお金を払う形でしたが、
今回は、
キャラクターがプレイヤーにお金を払う仕組みです。
言葉で説明しようと思ったら、情報が大量にあって大変ですが、プレイヤーが操作するのであれば、関係ありません。
つまり、
「You are my Scenario」
現実の世界でゲームをするといっても、本当に敵を倒したり、アイテムをとってパワーアップするものではありません。
あくまでもレジャーであり、その本質は一日を誰かに渡すことで、いつもの自分では出会えない非日常的に期待する遊びです。
具体的な話はいつも通り、その辺に捨てていますが、こんな活動があったらいいな、作れたらいいなと思うばかりです。
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