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ライカ太郎、ライカM10を携え熊本へ

会社の出張仕事で一泊二日、はじめて熊本へ行ってきました。
仕事はイベントの立ち会い。熊本滞在時間は22時間でしたが、50mmプラナー付きのライカM10を抱え夜明け前の熊本の街を散策してきました。


ブラウン メモリアル チャペル

九州学院内にあるヴォーリズ建築「ブラウン メモリアル チャペル」

友人から「熊本に行くなら、ぜひヴォーリズ建築を見てらっしゃい」と情報をいただき、日本福音ルーテル熊本協会と九州学院高等学校の講堂兼礼拝堂(通称「ブラウン チャペル」)をオススメされました。

日本福音ルーテル熊本協会は大きな交差点近くにあり、なかなか写真を撮るアングルが確保できず・・・(持参したレンズはプラナー50mmF2のみ)、iPhoneさんにて記録だけしておきました。
そこから2キロほど歩いて到着した九州学院高等学校。朝練の生徒が既にきていて正門は開いていましたが、さすがにこの時間に入るのはNGと感じまして、道路から講堂兼礼拝堂を仰ぎ見て撮影してみました。
ISO6400 F4で1/3秒。まあ手ぶれの連続ですね。せめて絞り開放で撮るべきでしたでしょうか。

Leica M10  Carl Zeiss Planar T* 2/50 ZM
F4  SS 0.5S ISO 6400

この夜は月明かりがかなり明るく、ちょうど双子座の位置に月があり、月からみて11時の方向に火星が、4時の方向には木星がいました。
月の少し上に双子座のカストルとポルックスが見えています。
もう少しだけ、ビシッと止めて撮りたかったですね・・・
※ブラウンチャペルの詳細はこちらから。

 

白川にかかる泰平橋

50mmF2 SS 1/60 ISO 6400

1960年(昭和35年)竣工。ローゼ桁形式の鋼製橋だそうです。ここから見える風景はなかなか素敵でした。

泰平橋から月を見上げる
おそらくですが、白川橋。こちらも昭和35年竣工の鋼製橋
橋から見た風景。絞りはF2開放ですがウニウニの光芒が綺麗に出ました

熊本城周辺

さすがに朝早すぎて、熊本城は見学できませんでした。
うーん。あの石垣を見てみたかったのですが・・・次の機会ですね。
近くの歩道橋からお城の姿を見ることができたのはラッキーでした。

Leica M10  Carl Zeiss Planar T* 2/50 ZM
f4.8 SS 1/15 ISO6400
「現在地」まで来たのですが・・・
御幸橋から市役所方面を見る
歩道橋の上から市電の舗道をみる
歩道橋の足元にて市電を撮る流し撮り初心者。

「旅にライカ」は思い出作りのパートナー

今回は会社の出張仕事でしたが、荷物を工夫してライカを持参しました(ちなみに仕事の様子を記録する道具は望遠が効くコンパクトデジカメを使用)。
ライカの難しい部分(レンジファインダー。マニュアルフォーカス。手ぶれ防止機能なし。雑に扱えない精密機械としての存在など)が出張では災いすることが想定されたので「お手軽なミラーレス一眼もっていこうか」とも思ったのですが、私は「正確無比な記録写真」が撮りたいのではなく「旅先で自分のライカを使い記憶に残る写真を撮りたい」のだと心の声が聞こえ、今回の出張旅ではM10にプラナー1本という機材を持って行ってきました。
M10はISO6400も使える(と私は感じている)優秀な機材なので、頑張って手ぶれ撮影ぶれを止める努力をしながらこれらの写真を撮ることができました。
正直写真の出来映えは悪く、とても写真展などには出せるクオリティではないですが、私には「熊本行った時にお城に入れなかったなぁ。写真も苦労した」というメモリーが残り、おそらくこれらの手ぶれ写真を見るたびにこの思いを思い出すことでしょう。旅とはそういうものだと思えば、これらの写真はとても愛おしく、きもちの高ぶりのままnoteにあげてみました。
これからもできるだけ「旅にライカ」をしていこうと思います。機材は愛でるのも眺めるのも良いですが、やはり使ってなんぼです。良いパートナーを連れ出す機会を今度も増やしていきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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