ライカ太郎

2023年9月にライカM10を購入したことをきっかけに「ライカ太郎」を名乗り、noteを書き始めました。 ライカ使用歴は20年くらい。 なぜか偶数番号のライカがあつまってきていて、同い年のM4を筆頭にM6TTL、M8ときて、M10がラインナップに加わりました。

ライカ太郎

2023年9月にライカM10を購入したことをきっかけに「ライカ太郎」を名乗り、noteを書き始めました。 ライカ使用歴は20年くらい。 なぜか偶数番号のライカがあつまってきていて、同い年のM4を筆頭にM6TTL、M8ときて、M10がラインナップに加わりました。

最近の記事

ライカ太郎、ライカM10を持って海辺を旅する

月曜日の新聞夕刊にはプレゼントキャンペーンの記事が掲載されることが多く「宿泊券をペアでプレゼント。往復葉書で応募いただくと、落選された場合でも割引チケットを差し上げます」という内容のキャンペーンに応募してみて見事落選w で、割引チケットをいただけたので友人を誘い、まだ残暑の残る9月の連休中に伊豆今井浜のリゾートホテルに遊びに行ってきました。 ライカなどのいわゆる「高級カメラ」に潮風は厳禁!という雰囲気もあると思いますが、普通に持っていき普通に撮ってきました。 この日はなぜか

    • ライカ太郎、ライカM4とズマロンで長崎・五島へ(8) 〜高浜海水浴場〜

      五島福江島で一番綺麗な海水浴場がここ、高浜海水浴場です。 本当に綺麗な海岸です。実ははじめて沖縄へ行った時にあまり海には感動しなかったのはこの浜辺を知っているからだったと思います。 海水浴場の横に、山へ登る道があります。この先にあるのが魚籃観音展望所。ここからの高浜海水浴場の眺めは最高なんですよ。 ここで、36枚撮りのフィルムが撮り終わりました! 今回の旅路では36枚撮り1本のみ持参していましたので、フィルムで撮るのはここまで。最後に高浜海水浴場で撮影できて良かったです。

      • ライカ太郎、ライカM4とズマロンで長崎・五島へ(7) 〜世界文化遺産「軍艦島(端島)」へ〜

        長崎の大波止から五島・福江島へ渡る前に、時間を作って端島(軍艦島)への観光船に乗って上陸してきました。 端島(軍艦島)へのクルーズ船は何社か出ているのですが、波が高かったり風が強かったり天候が悪い場合などは接岸できても上陸できない、という条件付きの出航がほとんどだと聞いています。(全体の30%くらいは上陸出来ないツアーと聞きました)この日はとても暑く波穏やかで風も微風。絶好の観光日和でした。 ここからは、ライカM4にズマロンを付けて写したフィルム写真から

        • ライカ太郎、ライカM4とズマロンで長崎・五島へ(6) 〜遣唐使最後の国内寄港地として〜

          遣唐使の国内最終寄港地・五島福江島五島には古くは縄文・弥生時代の遺跡があったりするなど、日本史の始まる前から文化、人の交流があった島だと聞いています。 遣唐使が派遣されていた頃は、日本での最終寄港地として福江島は存在していました。 高崎鼻にてバイクで走っていると、三井楽の北側にひらけた草原が見えてきました。ここは高崎鼻(高崎草原)と呼ばれている場所です。 日の出の時間帯であったこともあり、辺りには誰もいません。太陽は煌々と照っていますが嫌な暑さではなく、なんとなく温かい陽

          ライカ太郎、ライカM4とズマロンで長崎・五島へ(5) 五島・三井楽教会

          五島・福江島の三井楽教会へカトリック三井楽教会は、その外観が福江島にある他の教会たちとは全く違い、とても「フレンドリー」かつモダンで、陽気な雰囲気をもつ建物を持っています。 三井楽教会、別名「岳の教会」は1700年代には本土から潜伏キリシタンが移住をしてきた記録があるそうで、福江でも古い信仰の歴史を持っている場所です。 10年ほど前に一度、訪問したことがあったのですが、三井楽は福江港からかなり離れた(島の反対側)場所にあるためなかなか再訪できず、今回はレンタバイクのおかげで

          ライカ太郎、ライカM4とズマロンで長崎・五島へ(5) 五島・三井楽教会

          ライカ太郎、ライカM4とズマロンで長崎・五島へ(4) 五島・水ノ浦教会

          水ノ浦教会へカトリック水ノ浦教会は、おそらく福江島の中にある教会でも一番美しい外観をもつ教会だと思います。 とにかく白い。白鳥のようなその姿は五島の抜けるような青空や、近くにある水の浦港の海を背景にとても映えます。 ここでもライカM4とズマロン35mmで何枚か撮ってみます。 正面からの撮影は若干逆光気味で露出(&シャッター幕の日焼け)に気をつけながらの撮影となりました。何枚も撮りたくなる外観を持つ教会ですが、今回の旅ではフィルムは交換せず36枚撮り1本と決めているため自制

          ライカ太郎、ライカM4とズマロンで長崎・五島へ(4) 五島・水ノ浦教会

          ライカ太郎、ライカM4とズマロンで長崎・五島へ(3) 五島・楠原教会

          半泊教会から楠原教会へレンタルスクーターでの島旅は続きます。 半泊教会から島の北側をトコトコと移動しています。借りたスクーターは法定速度の時速30キロ以上には速度が上がらない(仕様、ではなく、経年劣化ね・・・)ので、道路では後続車に注意して「追い抜いてもらう」ことを心がけながらの走行となります。安全第一、急ぐ旅でもないのでこれもまた良しです。 戸岐湾から県道162号線を岐宿町方面へ。国道384号線とぶつかったら右手方面、岐宿町岐宿へ向かいます。このあたりまで湾が入り込んでい

          ライカ太郎、ライカM4とズマロンで長崎・五島へ(3) 五島・楠原教会

          ライカ太郎、ライカM4とズマロンで長崎・五島へ(2) 五島・半泊教会とGOTOGIN

          福江島の半泊地区へ五島福江島へわたり、レンタルスクーターを借りてまず向かったのが「半泊教会」がある半泊地区。 ここには話題のクラフトジン「GOTOGIN(ゴトジン)」をつくっている五島つばき蒸溜所があります。 半泊のビーチは碧くひろく、そして人影がほとんどありません。 秘境の海ですね。 半泊教会へ昨年も訪問したこちらの教会。すでに教会ができて100年以上の年月が経過している古くからの教会なんですよ。 ライカM4とズマロンで教会内を2枚、フィルムでも撮らせていただきました

          ライカ太郎、ライカM4とズマロンで長崎・五島へ(2) 五島・半泊教会とGOTOGIN

          ライカ太郎、ライカM4とズマロンで長崎・五島へ(1)

          2024年7月に法事で長崎県五島福江島へ戻っていました。訪問にあたり、ライカを持っていくことにしました。 旅のパートナーは、バースデーライカのM4今回のパートナーはライカM4にしました。このライカは私の生まれ年に製造されたいわゆる「バースデーライカ」です。 これまでも北米大陸や東欧などの旅に持参し、国内旅行でもかなりの頻度で持ち出している使い慣れた機材です。ブラックペイントの塗装はすっかり剥がれてしまいましたが、ペイントの剥離具合は気に入っています。 レンズはズマロン35m

          ライカ太郎、ライカM4とズマロンで長崎・五島へ(1)

          ライカ太郎、新宿駅西口付近の変わりように驚く

          令和6年6月現在、「新宿駅西口地区開発計画」というものが動いています。 計画骨子は令和2年(2020年)に発表されているようです。 第70回新宿区景観まちづくり審議会[報告2]資料 (仮称)新宿駅西口地区 開発事業 小田急電鉄株式会社、東京地下鉄株式会社 https://www.city.shinjuku.lg.jp/content/000323070.pdf 駅ビル然としていた小田急百貨店の本館が解体され、新宿駅周辺の空が一気に高くなりました。西口から東口の様子が見え

          ライカ太郎、新宿駅西口付近の変わりように驚く

          ライカ太郎、ライカM10にGRレンズを付けて旧朝香宮邸(東京都庭園美術館)へ

          旧朝香宮邸(東京都庭園美術館)では開館40周年の記念展示会「開館40周年記念 旧朝香宮邸を読み解く A to Z」を、2024年2月17日から5月12日までの期間で開催しています。 2024年春の大型連休を利用して、ライカM10を持って旧朝香宮邸を訪れてみました。とても素敵な空間でした。 今回はライカM10に「GRレンズ」のみで撮影しています。 ※RICOH GR 28mm F2.8 好評だったRICOH GR-1の28ミリレンズを1997年に単体売りしたライカLマウント

          ライカ太郎、ライカM10にGRレンズを付けて旧朝香宮邸(東京都庭園美術館)へ

          ライカ太郎、ライカで東京の桜を愛でる

          我が家にライカM10が来てからはじめての春を迎えました。 今年の東京の桜は、気象会社各社の開花予想がドンドン後ろ倒しとなり、東京は平年より5日、昨年からは15日も遅い3月29日に開花しましたね。 桜は開花から1週間ほど経過すると「満開」の頃合いとなるそうで、10年以上ぶりに4月に満開となっている桜をじっくりライカM10で撮影することができました。 楽しい時間でした。 今回使用したレンズはこちら。 フォクトレンダーのカラースコパー75mmF2.5 MC (L)  発売され

          ライカ太郎、ライカで東京の桜を愛でる

          ライカ太郎、ライカで「銀ぶら」

          東京・銀座を歩いていると、ライカを持っているひとに高確率で出会います。 高齢のご隠居さん風のひと、インバウンドのアジア系観光客のひと、クリエイター風でSL系を数台駆使して撮影しているひと・・・他の主要都市(ニューヨークやパリ、ロンドン、北京、ベルリン、カイロ、ジャカルタなどなど)でも同じように「らいかー(ライカを持っているひと:いま作った造語ですw アクセントは平板に発音してください)」が多くいるのでしょうか。わたしには東京特有な感じがしています。 この日はライカ銀座へ、わ

          ライカ太郎、ライカで「銀ぶら」

          ライカ太郎、閉館前の新所沢パルコを訪問

          子どもの頃に実家があった埼玉県所沢市の新所沢駅徒歩2分のところにある「新所沢パルコ」が、2024年2月29日で閉館。最後の週末となった2月2回目の三連休初日に訪問してきました。 シントコ(地元民は愛着をこめて「新所沢」のことを「シントコ」と呼びますW)にPARCOが出来て40年も経つのですね。月日は百代の過客にして・・・ 歳月人を待たず。 (当時)お隣の所沢駅プロペ通りの突き当たりに「ダイエー」が出来たのはその少し前のタイミングでした。当時中学生だったわたしは仲間と自転車

          ライカ太郎、閉館前の新所沢パルコを訪問

          ライカ太郎、夜明けの清水さんを訪れる

          京都、清水寺の拝観開始時間は午前6時から。 夜明け前の時間ですが既に多くのインバウンド&観光客の方が拝観に訪れていました。 ライカM10にズミクロン35mmF2をつけて訪問してみました。 なかなかの高感度撮影機会でしたが、ライカM10とズミクロン35で撮りきることができました。こういう撮影ではつい「手ぶれ防止」などの便利機能が欲しくなりますが・・・ライカなら大丈夫(と自分い言い聞かせて)。 一眼レフやスマホを持っている人たちの中で小型のライカで撮っている人は他にいなく、スナ

          ライカ太郎、夜明けの清水さんを訪れる

          ライカ太郎、八坂の塔に見惚れる

          2023年の年末に京都へ一泊した際、ライカM10を持ち京都の祇園、清水寺付近を散策してきました。途中、八坂の塔(法観寺)を撮ってきました。夜間撮影となりましたがライカM10は頑張ってくれましたね。夜に見る八坂の塔は魅力的でした。 ライカM10はストリートスナップに良いカメラ、と聞きますが、じっくり撮るときも気持ちよく動いてくれる機械です。レンジファインダーは暗所でのピント合わせに苦労しますが、追い込んでいく行為はとても楽しく、デジタルカメラにしてはめずらしく「撮っている時の

          ライカ太郎、八坂の塔に見惚れる