見出し画像

M型諦められず

M型ライカで物撮りをしているカメラマンはいないのでしょうか。やっぱりM型ライカを諦めるなら諦めるで、きちんと調べてから諦めるべきだよなぁと思っています。

前回の文章を読み直してより強く思うのですが、やっぱりM型の写真には良い意味でのトイカメラのエッセンスが含まれていると思います。写りは超一流なのにどこか遊び心がある、みたいな。そこが自分にとってはカッコ良いところなんです。そんなトイカメラ的な要素を持ちながらも、画質の面では「ここが物足りない」と感じる部分をクリアしており、非常にシャープな写りが得られるのです。

しかもサイズ感までトイカメラなのですよね。カメラ系ユーチューバーの方がM型を高級コンデジと表現されていて、なんてうまく表現するのだろうと思ったのですが、いや待てよ、自分にとってはM型は高級トイカメラ的な魅力があるから欲しいのではないか、なんて思ったものです。写りにトイカメラのエッセンスがあり、小さく、モノとしてもかっこいい。

小さいって大事ですよね。使い続ける期間、たとえば10年として、その日々の持ち運ぶ際のストレスたるや……巨大なミラーレス一眼を持ち運ぶストレスと比較したらM型ライカのサイズ感は圧倒的なアドバンテージとなります。価格差についても、たとえば5年後の乗り換えを想定すれば、購入額を半分で計算してもそれほど問題にはならないでしょう(下取り価格の相場がわかりませんが、もっと良い条件なのかもしれません)。

また、持ち運びのストレスもさることながら、小さいと「よし、今日は持って出かけよう」となる日が圧倒的に多いはずです。これはプライスレスですよ。人生、楽しい日が多いほうがよいに決まっています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?