3行日記 2024/5/4(土)
日本画家で一番好きな上村松園と、子息の松篁、孫の淳之の三代に渡る作品群は、その格調高い美しさと、自然への畏敬、生き物への愛情に溢れていてこころが澄み渡る思い。
家族間での指導は特段なかったそうだけど、祖母と父の「この作品は品があるね。」と言った会話を聞く環境だったとキャプションにあった。
その感性の系譜と、松園のことば「芸術を以て人を済度する。これ位の自負を画家は持つべきである。」に触れられた事が、今日一番の収穫。(御簾を上げる清少納言が観られたのも良き)
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?