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日記/お見舞い差し入れがキミスイ

先日の記事の続き?です。

容体は安定してるので、わりと下らないことを書き連ねた日記です。


■鉄のシロップ

血液検査で貧血判定が出て、鉄剤の錠剤を処方された。鉄剤は気持ち悪くなるとか便秘になるとか副作用を聞くが、私の場合は飲んで数十分後にかなり吐いてしまった。かわいい看護師さんが医師に連絡をとって、鉄剤のシロップに変えてくれた。免除してくれないんだ…。

シロップは甘いけど苦い変な味。吐くことはないけど、今度は胃もたれでお腹がパンパンになり、食事が少ししか食べれなくなった。医者に言ったら「もっとひどくなったらまた教えて!」と流される涙。看護師さんに、もう鉄剤飲むのやめたいです~って冗談半分でいったら、次からちゃんとシロップを飲んだか見張られるようになった(気がする)。貧血をなおすために入院してるわけじゃないのですが…。この時期に食事できないの本末転倒では!? 結局、胃薬を処方され、少しましになった。

■見舞い差し入れが余命ものの『君の膵臓をたべたい』

携帯を見てばかりで目が疲れてきたので、夫に文庫本の差し入れをお願いした。持ってきたのは日本中が泣いた余命系のキミスイだった。元々家にあって、夫は読み終わっている。面白かったから読んで!とアツくおすすめされていたのだが、映画も見たしもう一回本を読む気にならないなあと読んでいなかった。前回の入院時にもキミスイを差し入れされたのだけど結局読まなかった。懲りないひとである。

そもそも入院している人に余命〇年系の切ない本を持ってくるってどうなん? 私は死ぬ病気ではないけど。

でも暇すぎて読んでみたら、、面白かった。 会話が多くてテンポがよく読みやすい。周りに心を閉ざしている地味な男子高生と、活発で人気者だけど難病を抱える少女のピュアな関わりがこそばゆくキラキラ。終盤、映画でネタバレは知っていてもやっぱり涙が止まらなかった。映画では、浜辺美波ちゃんのちょいぶりっこな演技が気になっていたけど、本を読むとイメージが一致。ごめん美波ちゃん。

私は本を選ぶとき背伸びした難しい本を選びがちだが(読書=勉強という固定観念があるのかも)、こういう対象年齢の広い本も考えさせられるし自分の実際の国語レベルにあってるような。でも、純文学寄りの本で自分の知らない世界の一端を知るのも好きなんだよね。

読み終わってまた暇になったので適当な文庫本をもってきてと頼んだら、こんな本たちを買ってきてくれた。家にあるものでいいといったけど新しい本を購入してくれた。気になってたけど読んでなかった本ばかりでナイスチョイス。

絶対帯で決めてる


■ポメラDM200をゲットしたけどデータ同期に苦戦

テキスト入力に特化したデバイス、ポメラを買ってみた。趣味や職業で文章を書いている人で愛好家も多いと聞く。ryosukewexerさんもよくポメラについて書いていたので気になっていた。

病室でMacを開くわけにいかず、今回中古を購入してみた。開くだけで簡単に書けるし、キーもほどよく打ちごたえあり、たしかにパソコンより手軽。

パソコンを目の前にすると、つい仕事モードでラフに書けなかったりネットを見たりしてしまうのでいいかも。

しかし問題発生。せっかくこの文章もさくさく書いたのに、wifiを使ったデータ共有ができない…何やらGoogleのセキュリティ機能の変更により、設定がすごくめんどくさくなったらしい。1時間以上格闘したが、Googleで設定されたパスキーが不明で使えなかった。仕方なくQRコードで共有したが文字数制限ありめんどい…USBで転送するしかないかな。

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もう1週間以上入院していてそろそろ退院したい。医師の先生の間で意見の違いがあるようだけど、オプション1は今週退院らしいので、明日聞いてみよう。

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