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トランプ元大統領 不倫で起訴でも支持率上昇?!

こんにちは。リーマンマスク(https://twitter.com/kyossan_news?s=20)です🙇‍♂️
話題のニュースを日常の疑問と共に楽しく解説する【楽しく学ぶニュースシリーズ】。
今回は最近話題のトランプ氏の起訴について解説します!!


2024年アメリカ大統領選の有力候補である前大統領のトランプ氏が起訴された。不倫関係にあったポルノ女優に支払った口止め料を不正に処理した疑いが持たれている🤫

トランプ氏の不倫相手とされる女性



しかし、起訴後の共和党支持者によるトランプ氏の支持率は前回調査より上昇している。

不倫で起訴されたにも関わらず、支持率が上昇??🤷‍♂️

日本ではありえない話である。
もし、日本の首相が不倫をしており、さらに口止め料を払い不正に処理していたらどうなるだろうか。疑いが持たれただけでも日本なら支持率上昇などありえない!!

今回は支持率上昇の理由と、今後の大統領選の行方について解説していく

起訴されたトランプ氏

なぜ起訴されたのか

トランプ氏は16年の大統領選で自身に不利な情報を隠す為に事業記録を繰り返し改ざんした罪に問われている🚔

その中には不倫関係にあったとされるポルノ女優に支払った口止め料を不正に処理した疑いも持たれている。顧問弁護士が口止め料を肩代わりし、後からお金を支払った際、弁護士費用として虚偽の記載をした事が違反に当たるとされている。

その他にも連邦議会襲撃事件や機密文書の持ち出しについても特別検査官が捜査に当たっている。合計34件の重罪で起訴されている。


トランプ氏の言い分

トランプ氏や共和党の議員は今回の起訴に関して、「政治的な動機がある」と主張している。
捜査を指揮する検事であるアルビン・ブラッグ氏は21年に民主党候補として当選した経緯があり、民主党がバイデン大統領の政敵であるトランプ氏を貶める為に今回起訴したのではないかと主張している😤

捜査を指揮するアルビン•ブラッグ氏

トランプ氏自身も、自らSNSに「21日に逮捕されるだろう」と書き込み、抗議活動をするように支持者らに訴えた。

またトランプ氏は支持者らに寄付を呼びかけ、3月30日の起訴後の24時間で400万ドル超を集めたという🤑

トランプ氏は起訴を再び注目を集める好機だと捉えているようだ。


起訴後に支持率急上昇?!

起訴されたトランプ氏。しかし驚くべき事に共和党支持者らの候補者としての支持率が起訴後に8ポイント上昇したのである。
2位はディサンティス知事の21%で前回より7ポイント低下している。

上位二人のいずれが望ましいかの質問ではトランプ氏が57%で、ディサンティス氏は31%とトランプ氏が大きくリードしていた。

背景には「選挙直前に起訴するのは政治を武器として使っているのでは?」と疑い、共和党支持者たちが一丸となってトランプ氏を守ろうとしているからとされている。
民主党支持者らが政治を武器として使っている!と考え、さらにトランプ氏が支持者らを煽った事で支持率が急上昇したのだ。


裁判所前で抗議するトランプ氏支持者たち



さらに裁判になったら選挙期間中に争わなければならない。そうなると選挙活動が出来ない為、トランプ氏が共和党の代表になれなくなる
そういった怒りも支持率急上昇に表れている。

無罪を主張するトランプ氏

有権者たちの動き

ロイター通信の世論調査によると、54%が起訴は「政治的な動機に基づくと思う」と回答している。共和党支持者に限定すると80%がそう回答したそうだ。

ただ今後、トランプ氏に不利な証拠が多く出てきたり、他の疑惑の捜査が進展したりすれば世論は変わるかもしれない。


バイデン氏の動き

一方、バイデン氏の大統領報道官は「大統領は米国民の事に集中している」とし、トランプ氏の出頭に特別関心を払っていないと説明している。

トランプ氏は起訴を「政治的迫害だ」と主張しており、バイデン氏は今回の起訴からは距離を置き、トランプ氏に政権批判の隙を与えないようにしている。

言わば、「私は知りませんよ、別に私たちが意図して起訴した訳ではないですよ」と沈黙しているのだ🤐

バイデン大統領報道官


2024年 大統領選への影響

結論から言うと、今回の起訴はトランプ氏にとって、共和党内の大統領候補者選びでは有利だが、大領領本選では不利だとされている。

トランプ氏は今回の起訴を自らが再び注目を集める機会にしようとしている。トランプ氏にはなお熱心な支持者が多い。今回の起訴はトランプ氏の支持者らの団結にも繋がる

しかし起訴をきっかけに共和党内のトランプ氏と距離を置く勢力の人たちから「大統領選には別の候補で挑むべきだ」という声が強まる可能性がある。
トランプ氏が共和党内で勝ち抜く事が出来ても、民主党との本選で無党派層の票が入らない事態になる可能性があるからだ。

実際に、有権者全体の52%は有罪になれば大統領就任を認めるべきではないと回答しており、認めるべきと回答したのは31%だった。
このところ、無党派層のトランプ氏への支持離れが進んでいる。

一方、バイデン氏にとってもトランプ氏が大統領選本選に立候補する方が有利だとみている。ディサンティス氏が立候補する事で、無党派層の票がディサンティス氏に流れる可能性があるからだ。

もし、共和党2位のディサンティス氏が本選に立候補した場合は、支持率が低迷しているバイデン氏にとって不利だと考えられている。

共和党2位のディサンティス氏


最後に

今回は今世界が注目するトランプ氏の起訴について書いた✍️

トランプ氏は「米国第一」を掲げており、米国の有権者の利益を一番に考えるべきだとし、ウクライナの支援停止を訴えている。もし停止すればロシアを勢いづかせ、国際社会の秩序が乱れる可能性がある🔫

またロシアのウクライナ侵攻という危機の最中に、アメリカが一つになれていないというのも非常に気がかりだ🇺🇸
今回の起訴でも、改めて共和党と民主党の分断が明らかになっている。

アメリカ大統領が世界の流れを大きく変える力を持っているだけに今回の起訴を注視していきたい⚠️


最後まで読んで頂きありがとうございました😊
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