本田 翔

音楽の鑑賞と演奏を通して世間の端っこにかろうじて顔を出したい音楽家、本田翔の活動に関す…

本田 翔

音楽の鑑賞と演奏を通して世間の端っこにかろうじて顔を出したい音楽家、本田翔の活動に関するあれこれ。

最近の記事

駄々文#18

 前回ちょろっと話した通り、来月から音楽にまつわるディレクションみたいな職に就くことになったので、きっとメインストリームの音楽をちょっとは知っておいたほうがいいのだろうと思って椎名林檎の新譜を流しながら文字を打つ昼さがりです。 昼下がりといっても私は先ほどベッドから起き上がったのです。 昨晩、1年ほど前に最終章近くまで進めておいてそのまま放置していたゲームをふと思い出したかのように続きから始め、クリアしていたのです。 気がつけば夜更かし、ゲームはいけないね、時間泥棒だ。  

    • 駄々文#17

       沢山のことに興味を持ちながらそれらを続けていると、それに関連づいてさらに興味の輪が広がっていき、やがてすぐに選別を迫られる。 全てを学び尽くすことはできない。 一体何が自分にとって優先順位が高いことなのか、選ばねば共倒れする。 まさしく今その佳境にあって、本来であれば安息な睡眠に向けてPCを閉じて音楽か読本か日記に勤しむ時間であるというのにこの文章を書き始めている。  自分を”自他ともに立体的に認識できるようにする”というのがフクナガをゲストに招いた第9回のラジオでも話し

      • 駄々文#16

         何か久しぶりに文章を書きたいなと思ってPCのメモアプリを開いてカタカタし始めたものの、特に主張したいこともないようで、書きあぐねている。  実は文字自体は書いている。毎日受験生のときぐらい書いているかもしれない。  近況はというと、ここ数週間人生一の躁状態が続いている。全く眠れない。眠らなくてもなんとかなってしまっている。朝もバキッと起きられる。 しかし、調子に乗ってこのままいけば絶対にまずいことになると予期できているので、一刻も早く安息な眠気を取り戻すたびに日々尽力

        • 駄々文#15

           (祝)生活リズム改善記念文章  朝早くから起きているとどうしてこんなにも一日が長く感じるのだろう。 今朝は目覚ましよりも1時間早い6時半に目を覚まし、もう読書を済ませギターの練習を済ませ朝食を済ませ、なお持て余し文を書いている。  逆に何故遅く起きると一日が短く感じるのだろう。そしてあの謎の後ろめたさはなんだ。 きっと幼少期の教育によって刷り込まれたものが今も尚猛威を振い続けているのであろう。 私はこれから先も自らにとって自然やもしれぬ生活へ徐々に徐々に引きずられていく

          駄々文#14

          祝PC復活記念文章。 4日間の眠りからPCが目覚めました。 キーボードを打ちたくて打ちたくてしょうがないので久しぶりに投稿いたします。 この頃長文を書かなくなったのは、その分のエネルギーを作詞に回しているからです。 他にも、文字だけの説明ややりとりというものに危険を感じておりまして、今はやたらと気持ちを文字にするものでもないな、ましてや文筆家でもない人間がという思いが少し出てきたというのがあります。 とはいえ長文の良さは、その危険な感情の省略を伴わずに一方的に塊をぶん投げられ

          駄々文#13

           先日、運動不足の解消と交通費を浮かすために自転車で原宿まで行ったのだが、何度か行ったことがあるからと道を確認しなかったら存分に道に迷って、思いの外時間がかかってしまった。 その後立川で用事があったため、目当てのコーヒーを飲んで挨拶もそこそこに店を出たのだけど、どう頑張っても間に合わない。 パンパンに熱をもった太ももに鞭打ちながら、なんとか吉祥寺まで移動し、以前の職場の前に乗り捨てして、電車に切り替えて、予定より数十分遅れたものの、なんとか立川までたどり着いた。  昨日

          駄々文#12

           只今の時刻は深夜2時47分。 昼間の予定を終えて空腹中の空腹の中帰宅し、晩御飯に焼き鯖と昨晩の残りのポトフと大盛の白飯をかっ喰らった。 後に案の定眠くなり、自室のベッドで普段と反対向きに電気つけっぱで夢現の迷宮を彷徨い、先ほど離脱したところだ。 起きてすぐ最寄りの”ファミマ”へ行き、オンシーズンとなった辛辛魚カップラーメンを2つ買って、ひとつはその場でお湯を入れて帰宅してから食らった。 辛辛魚カップラーメンは麺がしっかりしており、きちんとした熱湯で指定された4分を待たなけ

          駄々文#11

           朝起きられるかどうかってのは全くの杞憂で、前日シメに食べた辛辛魚つけ麺によるものとされる腹痛によってすっきり綺麗に目覚めた。 こう見えてというか、私はこれまで人生でパチンコ・パチスロをやったことがなく、競馬もやったことがなく、宝くじは一回だけ買ったことがあるくらい。 なぜなら、人生というド級のギャンブルをすでに行ってる最中、わざわざ追加でする必要がないと思っているからで、ギャンブル反対ではない。 全てがギャンブルだ。 今回は、以前友人達と飲んでいた時に行こうという話

          駄々文#10

           久しぶりに寝ようと思っても眠れない。 明日は朝からスロットの抽選に並ばなければいけないのに、これは困った。 人生初のパチンコパチスロで緊張興奮しているのだろうか。 一番知識と経験のある男が、ホントに金がないからと言ってドタキャンしたからだろうか。 だからこそ一攫千金に行こうという話ではなかったか。 あまり、あらゆるものから”さめる”ようなことをしないでいただきたいものだが、まあよい。 おかげで必死こいて仕組みやコツを調べるなどして、自分の責任で向き合えそうだ。稼がせてもらう

          企画研究会#1

            不定期更新企画提案  今後イベントを打つにあたってのアイデアを皆と共有し、可能性を確かめていくコーナー。 忌憚ない意見をお待ちしております。  逆順アルバム鑑賞会 “今を生きる我々の特権は、過去の出来事を自在に並び替えることである” 当時リアルタイムで作品を心待ちにしていた人々にとって、作品の楽しみ方というのは発売される順番に聴いていくことしかない。 それは未来の作品に関して我々も同じである。 今やサブスクリプションサービスによって、過去の作品へのアクセス

          企画研究会#1

          駄々文#9

           創作事をする人間には2種類いて、それは自分の過去作品を鑑賞する人間としない人間である。私は前者側の人間で、この文章も書いて投稿したあと数日で5回は読んでいる。自己愛が強いのもそうだが、そうやって客観的に自分の振る舞いを見ることが未来の自分の創作にいい影響を与えると信じているのだろう。そうやって読み返していると、誤字脱字に気づく時がある。書いて投稿する前も入念にチェックしているはずなのだが、こればかりは仕方がないので、気づく度に編集している。他にも、助詞の使い方、ひらがなで書

          駄々文#8

           今日はほとんど何も作業ができなかった。19時頃に外出から帰宅して、急激な眠気に襲われたので抵抗せずに仮眠についた。0時過ぎにアラームでガバッと起きて、風呂に入って、次回投稿するラジオを改めて聴き直して、今である。朝に入れたコーヒーの残りをレンジで温めている。  私はおそらく、コーヒーの美味しさというものを知らない。酸化しきって半分有毒物質と化したであろうものも平気で啜る。苦味という不味さを愛していると言ってもいい。不味いからこそコーヒーみたいな、不味いもう一杯みたいな。き

          駄々文#7

           先程YouTubeにてラジオの♭2(第2回)を配信いたしました。♭1 の後編的内容になっております。中野との出会い、センター&ライスフィールド結成の経緯等話しております。まあ売れないバンドマン達の話なんて興味がないかとは思いますが、自分ではいい話ができていると思っているので、本当に暇な時にでも聴いてください。それと、長い間放置しているセンター&ライスフィールドのYouTubeチャンネルがあるのですが、そこに上がっているライブ映像が、意外と捨てたもんじゃないということで、そち

          駄々文#6

           いきなり真面目に作業したり向き合ったりし始めたもんだからか、急激に目が悪くなっているような気がしましてね。もう少し休憩を挟んで、遠くの方でも見る癖をつけようとぼんやり雲を眺めていたら、”遠くを見る癖”というタイトルで曲が浮かんで参りましたので、近々お聴かせできるように作っていこうかと思います。  こうやってタイトルとか、お題が先に決まるとなんだかんだで作りやすいわけですけど、私は元来生活感漂う詞を極力避けてきた人間だったので、あまり生活の中にお題を見出したくなかった。だか

          駄々文#5

           私のMacBookはもう使い始めて5年6年経つんですがね、3年目の無償バッテリー交換を面倒でやらなかったので、もう少し気を抜くと電源が落ちている。今朝も起きたらその状態でして、理由は他に2つほどありますね。  1つは、冬の寒さですよ。寒いと突然携帯の電源が切れたりするじゃないですか。まだ半分も充電が残っていたはずなのに、あれです。もう1つは、オーディオインターフェースを抜き忘れたことですね。オーディオインターフェースっていうのは、簡単に言うとPCの音関係を補強してくれる機材

          駄々文#4

           “This is 向井秀徳”こと”ZAZEN BOYS”12年ぶりの新譜から、毎日のようにカヴァー動画を上げているわけなんですがね。昨晩寝る前に、向井秀徳の最新インタビュー記事を見つけてしまって、じゃあこれを見たら眠るかと読み始めたんですわ。そしたら、なんつうか、くらいましてね。  彼は、スタジオで顔を突き合わせないとバンドはできないと言う。ライブ活動で聴かせる相手がいないとやる気がまったく起きないと言う。だから、コロナ禍中は作曲すら捗らず、家でずっと映画を見ていたと。作品