子どもの発達格差を読み、自身の老化に思いを馳せる

昨日の晩御飯何食べたっけ?な僕ですが。

やっぱりさー。
父親たるもの子育てについて勉強する姿勢っていうのは見せていきたいやん?
ってわけで
森口佑介著:子どもの発達格差
をさ、妻の前でこれ見よがしに読んでたわけ。

基本的には、
圧倒的な時間と財をつぎ込むとかをしない限り、
親の影響なんて大したもんじゃないしなー。
思考ではあるけれど、
「ぼくちんも一応子育てについて勉強してますよー」
アピールね。

やっぱアピール大事だから。
オリンピックも審判がーとか、誤審がーとか騒がれてますけど、

ファールを誘うのも技術のうちだし、笛を吹かせるのも技術のうちなんですよ。

………

で、内容について。
子育てというか、教育業界においては、
学力では測れない人間性だったり社交性だったり学びに向かう姿勢などなど含めた
「非認知能力がー」
がトレンドを占めているわけだけど、

結局「非認知能力」ってすげー曖昧。

だからこそ付け入る隙があって、
「非認知能力を鍛える〇〇」みたいな教材(笑)だったりセミナー(笑)だったりが流行るわけだけど。

その辺の曖昧さを、報告書や論文から定義づけをして説明しているのが本書かなと。

………

正直細かい内容は忘れてしまったのだけれど、
「非認知能力」を定義するための条件として挙げていた

・測定可能かどうか
・教育や支援によって変化するかどうか
・子の将来に影響を与える力か
って箇所がやたら頭に残ってる。

効果測定全般について当てはまる思考やんな。
来月試合出るけど、技術向上とその為の練習内容を決めるうえで是非取り入れたい思考だわ。

※ちな、著者はそれを踏まえて
・自己(実行機能)
・他者(他者理解)
・自他(向社会的行動)
に当てはまる内容を非認知能力としていました。

………

で、結局親として子に何ができるのかって所はすっぽりと頭から抜け落ちているのだけれど(アピールが第一だからそれも仕方がない)、
親としてのスタンス3つのスタイルが頭の中に残っている。

〇応答性、管理・統制の高い権威的態度
〇応答性が低く、管理・統制の高い権威主義的態度
〇応答性が高く、管理・統制の低い許容的態度

ってやつ。
応答性は「子供への積極的な声掛けと寛容さ」
管理・統制は「秩序を保たせる態度」
ってな感じか?

これってまるっきり職場で後輩と関わる時に応用できるんですわ。
ここは是非ねー権威的態度で接していきたいと思いつつ、

特に自分に厳しくないとそうはなれないからねー。
どうしても許容的態度に甘えがち。

二言目には「いいんだよぉ(にっちゃあ)、あとは僕、やっておくからねぇ(にっちゃぁぁああ)」
とかやっちゃうもん。

一方子供には権威主義的だったりしてね。

この辺は誰に対しても統一した態度で出来れば権威的に振舞いたいのが本音ですわ。

………

なぁんてだらだらと書いてしまうのですが、
この本読んでいる時にずーっと頭の中にあったのが、
「この本読んだことあるな」
というデジャブ感。

実行機能とか、向社会的行動とか、
マシュマロテストの続きとか、
聴いたことある単語が結構出てくる。

みたことあるなー
でもこの内容は記憶にないなー

ヘンだなー、いやだなー

って思っていたら、


同じ作者の本を最近読んでましたってオチでした。

気付かねぇんだわ、そういうの。
記憶定着のために書き残している節あるけど、
読み返さないと結局忘れちゃうんだよなって思ったよね。

とはいえ過去に書いたnote読み返すのって恥ずかしくない?

ま、別にいいんですけど。

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