デンマークってどんな国? 〜建築編〜
こんばんは!れごです。
デンマークを調べてみたシリーズ、第2回です。
今回は
①デンマークの建築のこだわり
②代表的な建築
について簡単にまとめました。拙い文章ですが最後まで読んで頂けると嬉しいです。
デンマークの建築のこだわり
デンマークの歴史ある建築学校
1500年代、建築学校も建築家もいなかったデンマークに国王がオランダ、フランス、イタリアから建築家を招待した。この時代は王が他国を参考にして作った建築が多い。
そして1754年、ついに自国の建築学校が建てられる。建築学校そのものが美術アカデミーの一部だったらしい。(すでに建築に芸術性を求めていたのかな?)
1924年にデンマーク王立美術アカデミーを出た有名な建築家がいる。それがアルネ・ヤコブセンだ。ヤコブセンはセブンチェア・エッグチェア・スワンチェアなどの椅子だけでなく、建築も多数手がけた。(後ほど1つ紹介します)
現代にも続く建築の芸術性
デンマークでは病院、図書館、公民館などを建てる際に建築家と建てることを重視している。なぜなら『建築は富裕層のためだけでなく、市民みんなのもの』と考えるからだ。
デンマークは税金が高い国だが、その理由の1つは税金は全ての市民に良質な建築物として還元されるからだ。例えばデンマーク人の多くは建築家によって作られた公立学校に通っている。学校では手工芸・デザインが義務科目であり、学校はaesthetic(美的感覚)でなければならないという考えのもとで教育している。
だから現代を生きるデンマーク人はマイホームや室内インテリアにこだわるのではないだろうか。
代表的な建築4選
①ルイジアナ美術館
デンマークの首都コペンハーゲン近郊にあり、『世界一美しい美術館』と呼ばれている。特徴はガラス張りの回遊式美術館であること。現代アートを中心に展示している。美術館というより、美しい庭園の中に散財するアートを見て回るような感覚らしい。いつかこの目で見てみたい。
②SASロイヤルホテル
先ほど紹介したアルネ・ヤコブセンが建てた。建立当時はコペンハーゲン初の高層ビルだった。最大の特徴はヤコブセンお得意の椅子を始め、ビルから食器のカトラリーまであらゆるものを全てヤコブセン本人がデザインしたこと。
③デンマーク王立図書館新館
『ブラック・ダイヤモンド』と呼ばれる外観を持つ。中は曲線を意識したカジュアルな空間が広がっている。童話作家アンデルセンの直筆原稿や王室関連の貴重な資料などが保管されている。
④バウスヴェア教会
シドニーのオペラハウスを作った有名な建築家、ヨーン・ウツソンが手がけた教会。ウツソンが設計したパイプオルガンが設置された白と木を使った礼拝堂は柔らかい日光が降り注ぐ空間となっている。
☆著作権の都合で写真引っ張ってこれなかったのでぜひ調べて見てください。。。!とても美しいです。
おまけ
本文に何度も出てきたアルネ・ヤコブセン。デンマークでは彼がデザインした椅子を祖父母から受け継ぎ大切に使う家庭が多い。
→あれ?これ前回のロイヤル・コペンハーゲンの食器と同じくだりだな。もしかしてデンマーク人は良い物を代々受け継ぐ文化があるのか?気になるところ。
今回はここまで。最後まで読んで頂きありがとうございました!
まだデンマークシリーズは続きます。じゃあまたね!
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