人生を見つめ直した一日
自分の身体からのメッセージ受け取ったことありますか?
今日、先週の検査結果を聞きに行きました。気にしていた抗核抗体の値が高いとのこと。抗核抗体が高いということは、自己免疫疾患の可能性があることを意味します。
医師には「栄養も肝臓、腎臓もほとんど大丈夫だと思うよ。でも、抗核抗体の値が気になるね。」と言われました。専門医での再検査が必要となり、紹介状をもらって病院を後にしました。
家に帰ると、わずかな悲しみに暮れながらも、いろいろと考え始めました。「もう長い旅行に行けなくなるのかな?」
「海外生活はもうできないのかな?」
「おばあちゃんになれないかもしれない…?」
頭の中をよぎる不安な思い。
それでも、不思議と自分がこれまでやってきたことを思い返すと、不安は少しずつ別の形に変わっていきました。
私は幼少期、数えきれないほどの入院を経験してきました。小学生になってからも、インフルエンザやノロウイルスなどの“普通”の感染症でも悪化しやすい体質でした。
それでも、好きなことや挑戦をあきらめずにここまで来たと思う。留学、海外生活、スカイダイビング、アメリカ横断、ヨーロッパ旅行。思い返してみると、「やりたいことリスト」の中で多くのことを実現してきた自分がいました。
「Live a life you will remember」
「Love the life you live, live the life you love」これらの言葉を胸に、やらなければいけないことより、好きなこと・やってみたいことを優先してきました。196カ国中91カ国の人々とつながる機会を得たり、冒険がたくさん。
振り返ると、結構満足しています。
もちろん、これからやりたいことリストの達成ハードルが上がる可能性が出てきたことには悔しさもあります。それ以上に大切なのは、自分に合った生き方を選ぶことだと気づきました。
Taylor SwiftがNY大学の卒業スピーチで"You get what you get."と放ったように。 与えられたものを受け入れる。それが人生の核心なのかも。
自分に不適合な場所で働くより、感謝される場所で働く方がいいように、
自分の特徴を長所としてみてくれる人と過ごす方が良くて、
同じように、自分の身体の不調が顕著に出ない環境に身を置く方が良いのでは‼︎
何かの病気だと診断されるかどうかにかかわらず、今回の出来事は私にとって人生を見つめ直す機会となりました。悲観していない自分に少し驚きながらも、意外と楽観的な一面を発見することができました。
「推しは推せるうちに推せ」という言葉があるように、
会いたい人には会いたいうちに会う。
行きたい場所には行けるうちに行く。
好きなうちに好きを伝える。
冒険できるうちに冒険する。
感謝を伝えたい人には、伝えられるうちに伝える。
自分がこれからできなくなるかもしれないし、相手がいなくなるかもしれないから、できるときにやりたいことをする。人生は一度きりだから、たくさんの幸せを感じて、大切な人とシェアして、自分の人生を愛せたらと感じた日。