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私たちは月に一度は、里山へ出掛けます。
ここは、東京都八王子市にある宇津木の森
宇津木の森の皆さんが、私たち森のようちえん芽(mana自然学校)を応援して下さり、場や道具を一部使わせて下さっています。
今日も、朝の絵本からスタートします。
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この日は、ハンモックを持ってきていたので早速ハンモックをつける所をゆにこーんと相談。
他にも、丸太の上でどーんじゃんけんぽんが始まりました。
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宇津木の森は、薪割りが出来ます。
「薪割りやりたーい!」と道具を出して、薪を選びました。木槌を持つと、
「うわー!おもたっ」と言いつつ真剣な顔で打ち続けます。
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割れると気持ちよさそうな顔。
この日、作業日でおじさん達が枝をチッパーしたり、チェーンソーで丸太を切ったり作業する姿が見れました。
「あんな機械あるんだね!」「土にタイヤの跡ついてる!」
おじさん達は、子どもに優しく話しかけたり、追いかけっこしたり。ここでも、芽の子達は愛されてるのが嬉しいんです。
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里山に来る理由があります。
人の暮らしは、木という存在に溢れてる。でも、それが今は見えづらい分かりづらい感じづらいんです。
森で毎日遊んでる私たちでもそうなんです。
里山は、森が自分たちで循環できるシステムや力を最大限発揮できる様に、人がサポートする場所。
その森のサポートしているおじさん達の姿や道具、循環する森の様子を見ることで、自分たちの暮らしに繋がっていることを感じられる場所でもあります。
萌芽更新、草刈り、伐倒、玉切り、薪割り、炭焼き、原木椎茸、他季節の収穫物など。
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日本は里山が昔からありました。
それは、集落と山を繋ぐ間
人の暮らしと、生き物や神々が住む場所の間
人と自然の堺のグラデーションプレイス
「里山」
私たちが里山に来る理由はそこにある。
子どもたちも大好きな場所♡今日も大満足でした。
いつも森を守って下さりありがとうございます!
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園長トト