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インドネシアの高配当銘柄

人口の多いインドネシアは経済成長が期待できる魅力的な国です。コロナショックで株価低調の今、配当金ライフを充実させるため絶好の仕込み時期と捉えています。配当金と株価上昇の両方を期待できるインドネシア株を探していきます。

下に代表的な銘柄と20年9月時点での配当利回りを列挙します。

バンク・ダナモン(配当利回り5.8%)

バンク・ラヤット・インドネシアやバンク・セントラル・アジアなど大手銀行が低配当利回りなのに対して、この銀行は高配当です。業績も堅調のため配当金ライフの一角になり得ると考えています。

グダン・ガラム(配当利回り5.8%)

インドネシアを代表するタバコ銘柄になります。タバコ銘柄は安定配当が期待でき、ここも例外ではありません。但し、コロナショックより回復していましたが、20年8月中旬に株価が2割も急落しており、理由が定かではないため見極めが必要と考えています。

ハンジャヤ・マンダラ・サンプルナ(配当利回り7.6%)

グラン・ガラム同様にインドネシアを代表するタバコ銘柄です。こちらの方が時価総額が高くシェアも1位になります。株価はグダン・ガラムと同じ動きで8月中旬に急落しています。

インドネシア・ケンダラーン・ターミナル(配当利回り18.9%)

港湾サービスを供給する公益企業です。コロナで輸出入が停滞したにも関わらず売り上げは昨年と横ばいと成長が感じられる銘柄です。配当利回りが異常に高く、継続配当にも疑問が残りますが、配当金ライフに組み込んで面白いと考えています。インドネシア銘柄では珍しい年2回配当(通常は年1回)なのも魅力的です。

テレコムニカシ・インドネシア(配当利回り6.1%)

インドネシアで圧倒的シェアを持つ通信会社です。コロナ禍でも安定配当を発表しており、配当金ライフに組み込む候補になります。

まとめ

上記5社の中で気になるのはテレコムニカシ・インドネシア、ハンジャヤ・マンダラ・サンプルナ、インドネシア・ケンダラーン・ターミナルです。特にインドネシア・ケンダラーン・ターミナルのような港湾サービスは急成長期の中国株でも長期間高配当が続いた経験がありますので期待できます。

インドネシア株が20年8月に急落した要因はコロナ再拡大によるものと思われます。しばらくは先進国以上に乱高下が続く見込みですが、上記3銘柄であれば影響は軽微であると考え、本格的に購入検討をしてみます。

注意点としてはインドネシア株は配当金に対して外国税が15%掛かることです。また、購入手数料も高めであるので他国よりシビアに高配当銘柄を選定する必要があるのでご注意ください。

インドネシア株は楽天証券、藍澤証券、SBI証券で取り扱っています。日本株や米国株に比べ手数料が高いため、購入後は長期保有するのに適していると思います。


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