タイの高配当銘柄
2020年9月22日
タイで大規模な反政府デモが続いています。タイの株価指数(SET指数)もじわじわと下がっており、高配当銘柄を仕込むには良いタイミングだと思います。コロナ後、様々な銘柄で減配発表されていますのでタイ株でも減配リスクを見極めて投資先を選択していきたいと思います。
代表的な銘柄と20年9月時点での配当利回りを挙げていきます。
サイアム商業銀行(配当利回り5.0%)
タイの4大銀行の中で時価総額1位の銀行です。株価はコロナ前の6割に落ち込んだままで長期を見据えると仕込み時と捉えています。現時点で配当利回りは5.00%と高配当ですが、先進国の銀行が軒並み減配発表をしていますので短期では覚悟が必要と思います。
タイ・ベジタブルオイル(配当利回り5.2%)
大豆ミール・大豆油の生産と販売の会社です。コロナ前より株価は上昇しており高配当を継続的に期待できる銘柄です。コロナショックの急落時に買い増ししましたが、もっと買っておけば良かったと後悔しています。
上記2社以外に高配当銘柄は見当たりませんでした(業績が芳しくなく配当利回りだけ高い銘柄は省いています)。高配当銘柄であったカシコン銀行、バンコク銀行、クルンタイ銀行などの金融銘柄、サイアムセメント、タイ石油公社などインフラ銘柄も軒並み3-4%まで下がっています。外国税が10%掛かるタイ株は配当金ライフの保有銘柄に加えるには現時点で厳しいと感じています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?