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《ユメノート》#21 現場に足を運ぶ
松山市に10代の秘密基地(ユースセンター)を作りたい、なまじです!
2024年末に「プロジェクト失敗談」に参加
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「挑戦してない」ので「失敗してない」自分に気がつく
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2024年12月29日初めてのイベント開催
まで、怒涛のようにすぎた年末でした。
2025年初めの活動は、自分の目指したいビジョンを明確にするため、松山市で行われている、子ども事業を色々と見学&体験させていただくことにしました。
とっても素敵な居場所がたくさんあったので、シェアさせていただきます。
1、いよココロザシ大学付属学園
まずは、エールラボえひめディレクター泉谷昇さんが運営する、休日子どもカレッジ事業「いよココロザシ大学付属学園」で、見学&研修をさせていただきました。
実施団体:NPO法人いよココロザシ大学
事業主旨:「想像と創造の居場所」と位置付け、子どもたちの感性の育みに寄り添う
事業会場:松山市ハーモニープラザ
学童ではない、長期休業中の子供(小学生)の居場所で、趣旨の通り、「想像と創造」が育める仕掛けがいっぱいの空間。120kgのレゴをはじめ、工作道具や材料、パソコンやロボットがあり、ワクワクいっぱいの空間でした。また、ハーモニープラザに設置されていることもあり、体育館や中庭、卓球台や各種おもちゃなどが使用できるのも、すごく魅力的でした。
ここで最も印象的だったことは3つ。
1、余白時間がたっぷりあること
物質的に充実していることも大切ですが、余白時間がたっぷりあることで、子供達の「創造性、創造性」が育まれていると感じました。ピクニックやおにぎり教室など、体験活動もあるけれど、詰め込みすぎない。与えすぎない。余白って大切。
2、リーダーがいない
ココ大付属では、その日することを自分で選び、自分で楽しむスタイル。だから一人一人が自立しており、終始異学年が混在しているけれど、リーダーがいなくても成立している。加えて、自分の自由が保障されているから、他人の自由も尊重できる人に育っていると感じました。とても高度な自立した集団だな〜。
3、支援者が多種多様
ココ大付属の子供たちの活動には、必ずそれを見守る大人がいます。その大人が、実に多種多様。大学生のボランティアから、私のような主婦。エジプト帰りの方や、シルバー人材センターの方まで。年齢も職業も本当にバラバラ。そのバランスが絶妙でした。
ちなみに多種多様な支援者をまとめるリーダー泉谷さんは子供達から、「インチキ先生」と呼ばれて親しまれていました。
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2、まちのがっこう
次は、NPO法人ワークライフ・コラボさんが運営されている、「まちのがっこう」を見学させていただきました。
実施団体:NPO法人ワークライフ・コラボ
目指すゴール:
①小学生の子どもたちの放課後(特に長期休暇)を豊かにしま。
②保護者(はたらく親・労働者)が安心して働けるように、負担を軽減します。 ③地域の資源をつないで、「地域で子育て」を実現します。
事業会場:松山大学
こちらもココ大付属同様、長期休業中の子供(小学生)の居場所で、たくさんの支援者(大学生や社会人ボランティアの方々)に見守られながら、安心して生活でき空間でした。
特に印象的だっことは2つ。
1つ目は、社会教育プログラムが充実していること。
1日1プログラム(60〜90分)を導入されていてて、さらに単なる子どもの職場体験や楽しい体験で終わらないよう、企業や団体と連携して「よのなか理解」が深まるプログラムを提供されていました。子供達は生き生きとし表情で、学校の授業とは違った、暮らしにつながる学びを体感していました。
2つ目は、関わる支援者が共通理解を図れるための工夫が随所に見られたこと。
例えば、「本日の出席・欠席」が一目で分かる工夫がされていました。「出席状況」は子どもたちの命に関わることなので、慎重になるべきところ。それが、「誰が見ても分かるように」工夫されており、情報共有を大切にされているんだな〜。と感じました。
事業に関わる人数が増えるほど、情報を共有するのは難しい、けど、大切。
些細なことだけれど、それを徹底されているところが運営団体への信頼につながっていると感じました。
他にも沢山、見学させていただきましたが、長くなりそうなので、また次回シェアさせていただきます!
そして最後に一つ疑問が残る。
「ココ大やまちのがっこう、他にも沢山の素敵な子どもの居場所があった。これらを利用していた子供達が、小学校を卒業したら居場所はあるのだろうか?」
「中高生が安心して、自由に過ごせて、希望すれば社会とつながったり、自分のすきを追求できる環境ってあるのか?」