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《ユメノート》#11 ファシリテーター交流会


こんにちは。
「松山市に10代の秘密基地を作りたい」なまじです!
前の記事で、小規模校をつなぐオンライン探求学習のファシリテーターをさせていただいた記事を書きました。
今回はその続編。
ファシリテーター同士の交流会があったので、そのことをシェアさせていただきます。


1、ファシリテーター交流会

今回は高校生との交流ではなく、
高校生の探求学習をオンラインでサポートした、
ファシリテーター同士の交流会でした。
主催は、認定NPO法人カタリバさん。
参加者は15名ほどでした。
軽い自己紹介をした後、
今回の探求学習のサポートをしての感想共有、
困ったことや、次回へ向けてのアイディア等を、ざっくばらんに話し合いました。

2、印象に残った出会い

様々な背景の方がいらっしゃったのですが、
特に印象に残った方のお話を書きます。

・都内で企業再生プロジェクトを行うSさん

Sさんは都内で「潰れかけた企業を再生する」専門家。色々な会社に行って、様々な観点から事業改善を行なっているそう。ご多忙なのだろう。オフィス内から交流会に参加されていたSさんの話は端的にまとめられていて、わかりやすく、スマートな方だなという印象だった。
一見、教育とは全く関係ない分野のお仕事をされているSさん。それでも、今回高校生のファシリテーター役を務めたのは、「事業再生するときに大切なのは、我慢強く相手と向き合う力。その力を持った社会人を育成するには、どうすればいいのか。ヒントを求めたくてやってきた」とのこと。社会の問題を現在の教育にまで掘り下げて考えている、かっこいい大人だなと思った。

・マイプロジェクト全国大会に出場した大学生Nさん

Nさんは現在大学生。Nさんが高校生のときに探求学習に出会い、のめり込んでいった結果、認定NPO法人カタリバが主催するマイプロジェクトの全国大会に出場。昨年度は全国大会の司会を務めたそう。
彼女は「自然と探求学習をしていた。探求学習をすることで地域の多くの人と関わりを持つことができた。自信にもなった。」と語ってくれた。そして今度はファシリテーターとして、高校生をサポートする役に回ったそうだ。
Nさんはエネルギーと自信に満ち溢れていて、生き生きとしていた。
これが教育の効果なんだ。
教育は人を「自分が心に決めたことなら何でもでき、何者にも止められない」という気持ちにさせるもの
という、言葉を思い出した。

⬇️マイプロジェクトはこちらをご覧ください

・NPO法人SETの古谷さん

岩手県のNPO法人SETに所属され、「ユースセンターミライト」を運営されている古谷さん。私が自己紹介で、「10代の秘密基地を創りたいです」と話をすると、「実はユースセンターやってます。」と教えてくれました。
ファシリテーターをする際に気をつけたことについて、
「とにかく自己開示をした。大人ってすごくないぞ。失敗するぞ。を見せた」
とおっしゃていた。飾らないスタイルが、高校生が安心できる居場所につながっているんだろうな〜と想像した。
もっとお話が聞きたかったので、「ZOO Mで個人的にお話しする機会をください!」とお願いしてみたら、快諾してくださった。


3、今回の学び

・「10代の教育の場」は企業にとっても意味のあるコンテンツであること
・素敵な取り組みをしている場には素敵な人が集まる
・若者のエネルギー=日本の未来
・教育で自分を好きになり、自信を持つことができる
・岩手県にめっちゃいいユースセンターがある!


とても意義ある交流会でした!
主催してくださった認定NPO法人カタリバの皆様にも感謝です。

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