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おもちゃ紹介3. 保健室から

保健室の先生から依頼されて作ったおもちゃがたくさんあります。
障がいがあるお子さんたちに落ち着いて健康診断を受けてもらったり、歯科治療をしたりするのは、本当に大変なことだそうです。
少しでも、不安な気持ちを減らしてもらいたいと作ったおもちゃです。

次のようなおもちゃを作っています。
1.はみがき
2.心臓検診
3.手洗い指導
4.身体
5.生理指導
6.思春期

1.はみがき

20年ほど前、小児歯科の先生から、学校などで歯科指導をするときに使えるエプロン形式のおもちゃの希望がありました。その後、障がい児の指導をされる先生からエプロンではなく作って欲しいと依頼があり、同じデザインでタペストリー形式に作りました。ずっと定番のおもちゃとして定着しています。
知的障がい児の歯科検診や治療は大変で、全身麻酔をかけることもあると聞いています。少しでも子どもたちの不安を少なくするお手伝いができればと思います。
口を開けてと言っても開けてくれない子どもが多いのに、先生がおもちゃの口をあけると一緒に口をあける子どもがいると喜んでくださいました。
歯が自由に動かせるので、生え変わるとき、生え変わってまだ小さい時なども表現できます。

口を閉じています
大きな口を開けたところです
歯をセットしてみました。
下には、ばい菌、虫歯、食べかす、治したときの被せ物、
子供に持たせる小さな歯ブラシが並んでいます。
食べかすがあり、ばい菌が攻撃しています
虫歯ができてしましました
大きな歯ブラシではみがき指導。
生え変わる歯は小さいので歯ブラシが届き難いのがよくわかります


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