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寒かった東京のギャラリー巡り

2025年の最初のひとり旅は2月の東京でした。

「毎月どこかに旅をする」という目標でしたが、1月の旅行中止であっけなく崩れてしまいました。気を取り直して、今年もできるだけ多くの県外ひとり旅を楽しむ予定です。



東京に行くときは左の窓側の座席を選んでいる。
今回も富士山の姿を何とか見ることができた。


〇2025年最初のひとり旅

2025年のひとり旅第一弾は2月の東京。

ほんとは1月に鹿児島旅行を入れてあったのですが、正月早々にひいてしまった風邪の影響で咳が治まらずに断念。

鹿児島では開聞岳の近くの会場で開催されるウオーキング大会に参加する予定でした。

菜の花畑を歩く大会なので、開聞岳とお花畑の風景の撮り歩きを楽しみにしていたのですが、咳き込んでいては旅どころではありませんでした。(かなり悔しかった)

泣く泣く航空券もホテルもレンタカーもキャンセルすることに。

で、今回の東京行きも前日までは若干の咳

んー、やっけーやっさー(厄介になった)と思いながら、ちゃーすがやー(どうしょうか)と思ったのですが、なんくるないさー(なんとかなるさ)で決行。

なんくるなりました。

不思議だったのですが、往復の飛行機の中では一度も咳が出ずに、電車の中でも数回ゴホゴホするだけ。

旅行ということでアドレナリンがバリバリ上がっていたのかもしれませんね。

連続で県外旅行が中止になるところでしたが、瀬戸際からの起死回生の快復で何とか2025年最初の旅を決行することができました。

マジでよかった!


電車の中は暖かいので助かる


〇どこに行こうか?

ということでの東京。

寒さに弱いボクにとっては東京の気温はまさに厳寒でした。ときおり風が刺すように冷たかった…。

そうなると移動はほとんど地下鉄。さらに地下通路を使って目的地の近くまで行けるところを念入りに調べての移動でした。

それでもやっぱり少しは外を歩かなければならなかったのですが、多くは暖房の効きすぎる部屋の中にいたので、外の空気がちょうどいいくらいになったりしていました。

ただ、東京工芸大の写大ギャラリーに向かう時だけは寒かった…。ほんとに半端なく寒かった。

「お家に帰りたい」と思ったくらい。

そんな厳寒(ボクには)の東京でしたが、二日間でいろいろ回ることができました。


恵比寿駅で降りて東京都写真美術館へ


〇一日目の行程

◇ゆいレールで那覇空港へ(370円)
◇ANAで羽田空港へ
◇京急線で品川駅へ(327円)
◇品川駅から山手線外回りで恵比寿駅へ(176円)
◇東京写真美術館(無料)
◇恵比寿駅から代々木駅へ(167円)
◇大江戸線代々木駅から中野坂上駅へ(178円)
◇東京工芸大学写大ギャラリー
◇都営大江戸線中野坂上駅から六本木駅(220円)
◇新国立美術館
◇フジフィルムスクエア 本(1000円)
◇日比谷線六本木駅から東銀座駅へ(178円)
◇キャノンギャラリー
◇日比谷線東銀座駅から銀座駅経由丸の内線淡路町駅へ(178円)

〇一日目の総括

とりあえず東京写真美術館から行くことを決めて、そこから先はあとで考えようというゆるい計画でした。

東京写真美術館では「恵比寿映像祭2025」をやっていて、写真展はなかったのが残念でしたが、映像は映像で興味深いものがありました。(お客さんは少なかった)

無料というのにビックリ

その後、東京工芸大学の写大ギャラリー、国立新美術館、フジフィルムスクエア、キャノンギャラリーと回って早め時間にホテルへ。

夕方になると急速に寒さを感じたので、チェックイン後はホテルで引きこもることにしました。

それでも結構回ることができた初日。

東京は電車で少し動けばいろんなギャラリーに行けるのがいいですね。ギャラリーに関しては東京や関東に住んでいる方が羨ましい気もします。

それぞれのギャラリーで観て感じたことは別の記事でまとめる予定です。


東京工芸大学のロビー

〇二日目の行程

◇新宿線小川町から岩本町駅
  日比谷線秋葉原駅から上野駅へ(286円)
◇国立科学博物館(650円)
◇山手線上野駅から新宿駅へ(208円)
◇ニコンプラザ・サロン 写真展
◇北村写真機店 写真展
◇山手線新宿駅から品川駅へ(208円)
◇京急線品川駅から羽田空港へ(327円)
◇羽田空港から那覇空港へ
◇ゆいレールで帰宅(390円)


開館直後の国立科学博物館


〇二日目の総括

国立西洋美術館でモネの睡蓮展をやっていたので、あわよくば当日券でと思ったのですが甘かったです。前日はネットでもチケットが取れたのにとちょっと後悔。

9時前に上野駅から外に出るとすでに長蛇の列。

朝の冷え込みの中ではとても並ぶ気になれず、そういう場合を想定して予定していた国立科学博物館へ。

9時ちょうどに入場したときにはガラガラだったのに、みるみる人の姿が増えていきました。

結構人気があるんですね。

結論からいうと、科学博物館はとても面白かったです。

2時間半ほどの時間では半分も見れませんでした。地球館だけでもそうなのに日本館はまったく入る時間もありませんでした。

国立科学博物館はなかなかいいですね

また日をあらためてここには必ず来るぞと思いながらあとにしました。

新宿はなるべく行きたくない街ですが、ニコンプラザと北村写真機店のギャラリーに寄りたかったので、意を決して(大げさ?)行くことに。

ニコンサプラザではたくさんのデモ機があって、いろいろ触ってきました。ボクはニコンのデジイチを数台持っていますが、ミラーレスは持っていないので、感触を確かめながら好みのカメラの目星をつけました。

北村写真機店ではいろんなことを経験し、そして考えました。このこともまた別にまとめてみたいと思います。


苦手な新宿だが面白いものが溢れている街

〇東京の旅の総括

寒い東京でどこに行くのか、何をするのか、考えながら飛行機で向かいました。

とりあえずここは寄っておこうと思った東京都写真美術館でしたが、映像祭しかやっていなくて、常設展がなかったのが残念でした。

ただ、それ以外には考えていたよりもいろいろ回れたし、また、展示内容にも惹かれるものが多々あったのでギャラリー巡りとしては満足でした。やっぱりモノクロ写真の大伸ばしはいいですね。

ニコンプラザではカメラにたくさん触れることができたこと、北村写真機店では所有しているフィルムカメラがなかなかの高値になっているのが分かったことなど、カメラについても発見の多い東京でした。

国立科学博物館が興味深いものに溢れているということを知ったことも今回の大きな収穫です。(時間を持て余したときには寄るべき)

寒い日、雨の日などには室内でのイベントがたくさんある東京は魅力があるなということを改めて感じたひとり旅でした。





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