港川外人住宅街(ステイツサイドタウン)をコニカヘキサーで撮り歩く
うちなーんちゅ(沖縄の人)が「外人住宅」と呼ぶシンプルな造りの鉄筋コンクリート住宅をリノベーションしたショップが並ぶ一角があります。
浦添市の「港川ステイツサイドタウン」。
ときどき行く外人住宅街についてまとめました。
〇港川ステイツサイドタウン
「レトロかわいい通り」なんていう呼ばれ方もされていますが、カフェやレストラン、菓子店、雑貨店などのいろんなショップが入る外人住宅街ですが、若者に人気のスポットにもなっています。
外人住宅をリノベーションして店舗に活用しようと再整備されたエリア。
そういう意味ではここはもってこいの立地だったのかもしれません。
58号線からも近いし。
何しろ築年数が結構経っているので、更地にしてマンション建設というのが普通の考えだと思いますが、そうしなかったことには手柄だと思います。
ボクは近くにある琉球日産にマイカーの定期点検で来た際にときどき外人住宅街に寄っています。
城間の三叉路にある日産から徒歩で5分。
いわゆる「暇つぶし」の散歩というわけです。
場所は牧港小学校正門向かいの路地を入った先にありますが、車だと入り口が分かりにくいのかもしれません。
レンタカーも見かけますが、初めての方はカーナビを頼りに行ったほうが無難だと思います。
ボクも初めて行ったときには歩きなのに道に迷ってしまいました。
〇コニカヘキサーのシルバー
この日に持ち出したカメラはコニカヘキサーのシルバーボディ。
でーじ(とても)カッコいいカメラ。
シルバーの輝きがなかなかのもので、ブラックボディが多いボクのガラクタカメラの中では1、2愛情を抱くカメラ。
ちなみに対抗馬は、オリンパスOM-2Nのシルバーボディ。
どちらも手にするとうっとりするくらい好きなカメラ(分かってくれる方がいると嬉しいのですが)。
あっ、「シルバーカメラの中では」という意味です。
35mmF2というコンパクトカメラにしては珍しく口径のある単焦点レンズが搭載されています。
そもそもコンパクトカメラなのでしょうか、という疑問がないわけではないのですが。
というようなヘキサーですが、27枚撮りのネガフイルムを入れて、撮り歩いてみました。
写真はフイルム現像後にjpegデータとして受け取ったものですが、ヘキサーの味がいい感じで出ていると思っています。
〇区画案内板
この外人住宅街にはいくつかの区画があって、区画ごとにアメリカの州名がつけられています。
ショップを探すときには、テキサスの〇番とかといえば簡単に探すことができます。
〇カラフルでかわいい窓
外人住宅の作りはとてもシンプルなコンクリート造りで、屋根が高くないのが特徴です。
日本家屋のように床下があってという造りではなく、コンクリート打ちっぱなしの床が多いようです。
日本人のように靴を脱いで床に上がるという文化ではないですからね。
もともとは米軍関係者に貸し出すために造られたもので、建築からかなりの年数が経っていますが、それもまた魅力の一つなのかも。
カフェや雑貨、それからパン屋などを営む人が好んで借りるので、県内各地に残る外人住宅はどこも人気物件になっています。
どこかにいい物件があればボクも欲しいくらいです。
〇気になるものばかり
ステイツサイドタウンは敷地が広いというわけではないので、ただ歩くのであれば10分もあれば十分だと思います。
ただ何かを撮ろうとカメラを持っての撮り歩きとなると、ついついいろんなもに目がいってしまうので、1時間はあっという間に過ぎてしまいます。
フィルムカメラは1枚1枚を時間をかけて丁寧に撮るので、デジカメと比べると撮り歩きにも少し時間がかかってしまいます。
〇クッキーを買う
ここに寄るときにはいつも何かのお菓子を購入しています。
観光でもないしお出かけでもないので、ただの散歩途中の買い物としてはそれくらいで十分。
この日はクッキーを購入し、ウチへのお土産にすることにしました。
でも、日産に戻って車を受け取るまでの少しの間についつい何枚か口にしてしまったりするのです。
まぁ、そうなってしまいますね。
〇有料駐車場
外人住宅街には何か所かの有料駐車場があります。
お店によって割引があるのかどうかは分かりませんが、駐車場が整備されるまでは車を停めるのが大変でした。
有料であってもこいうの駐車場があるというのは楽でいいと思います。
〇フィルム現像
フィルム現像はカメラのキタムラ那覇新都心店にお願いしています。
現像に出せる店も少なくなりましたね。
受付をしてもらって1時間ほど時間がかかるということで、新都心の公園を散歩しました。
そろそろ仕上がりという時間に店に向かうときのドキドキ感はなかなか味わえないものがありますね。
ちゃんと撮れているかなという不安がどうしてもつきまといます。
デジタルカメラになって、その場で確認ができるので現像を見ないとどう撮れているか分からないという緊張感は貴重なものになりました。
これからもできるだけフィルムカメラを楽しみたいと思います。