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【佐賀】そこにはたくさんの魅力があった
2024年の沖縄県外へのひとり旅6回目は佐賀で、これが2024年最後の旅でした。
12月の九州にどんな風景があるのか全く想像もできませんでしたが、ANAマイル減額キャンペーンで福岡の往復が7,800マイルというのをWebサイトで見つけ、とりあえず航空券を先におさえたあとに佐賀行きを決めました。
航空会社のいろんなキャンペーンがあることを知った2024年でしたが、その中でも最もお得感のあったのがANAの減額マイルキャンペーン。
そのマイルで確保した特典航空券を利用した佐賀1泊2日のひとり旅での行程を記録しておきます。
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〇一日目の行程
佐賀に行くのは25年振りくらいのこと。
前回はある会議が佐賀市内のホテルであり、上司のカバン持ちで行ったついでに翌日の休日を利用してゴルフを楽しみました。(ほんとはゴルフが目的だった)
ただ、そのときには観光地には行かなかったので、有田焼などの焼き物が有名であるというくらいの印象でしたが、いろいろ調べてみると武雄温泉とその周辺が面白そうということに気付きました。
レンタカーを借りての「ドライブひとり旅」の初日は、ひたすら車を走らせていろんな観光地などを巡りました。
◇ゆいレールで那覇空港へ(370円)
◇ANAで福岡空港へ
◇地下鉄で博多駅へ(260円)
◇博多駅から新幹線で新鳥栖駅へ
新鳥栖駅から特急で武雄温泉駅へ(3,370円)
◇トヨタレンタカー
◇昼食
◇祐徳稲荷神社
◇大漁神社海中鳥居
◇有明海干拓地
◇肥前浜宿
◇泉式部公園
◇御船山楽園(ライトアップ)
◇ホテルチェックイン(9,270円)
◇駅中の小さな本屋 本1冊
◇夕食
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〇一日目の総括
特に寄ってみたいと思ったのは祐徳稲荷神社。ネットで清水寺のような軒下の高いやぐらの写真を見て、佐賀にこういう神社があることを初めて知りました。
「ここに行ってみたい」
真っ先にそう思っての佐賀行きでしたので、まずはその大本命である祐徳稲荷神社へ。
プチ登山といえるくらい敷地の広い神社で、奥の院までの長い階段にはちょうど見頃の紅葉があり、九州には紅葉というイメージを持っていなかったこともあって、新たな発見でした。
実は「紅葉を見たいなぁ」と京都あたりの旅も考えていたのです。
九州の紅葉の名所がどれくらいあるのかは詳しくないのですが、祐徳稲荷神社はなかなかのものだと思います。(詳しくはいつか)
神社のあとに寄った海中鳥居もなかなかの趣あるところで、近くにある海中道路とともに、有明海に生きる地元の方たちの熱い思いをほんのちょっと知ることができました。
よくよく考えてみれば有明海を見るのは初めてのことだったので、この機会と思い干拓地にも足を運んでみました。
何の作物の収穫時期なのか分かりませんが、たくさんの農家が畑に出ているのを見ると、干拓地が地域の生活に欠かせない大切な存在であることが分かります。
肥前浜宿の酒蔵通りはほとんど人がいないという閑散とした中を歩きましたが、案内所でゆっくり話を聞くことができました。
NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」のロケ地になった泉式部公園にも寄ってみました。テレビで観たばかりだったので、何となく気になっての寄り道。
最後に寄った御船山楽園の紅葉のライトアップは幻想的な雰囲気に包まれており、見応えがありました。
チェックイン後の夕食にはちょっとした苦労も。駅前なのに食事ができるところがあまりないのです。
しばらく歩き回ってやっと見つけたのはラーメン屋。
地元の居酒屋にとも思ったのですが、ラーメンと餃子とチャーハンとビールでお腹を満たしたので、これはこれで満足でした。
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〇二日目の行程
二日目のメインは武雄温泉に入ること、そして武雄市図書館を訪れることでした。
どちらかと言えば時間調整で寄った寺社巡りにも印象深いものがたくさんありました。
◇ホテルチェックアウト
◇武雄温泉
◇円応寺
◇高野寺(拝観料500円)
◇武雄神社
◇武雄市図書館
◇レンタカー返却
◇武雄温泉駅から特急で博多駅へ(2,880円)
◇地下鉄で中洲川端駅へ(210円)
◇櫛田神社
◇中洲川端駅から福岡空港駅(260円)
◇ANAで那覇空港へ
◇ゆいレールで帰宅
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〇二日目の総括
朝、ホテルの天然温泉に入ったのですが、武雄温泉で再び温泉に浸かりました。
武雄温泉は名物ともなっている「朱塗りの楼門」の中に6つの温泉施設があり、そこを武雄温泉というようです。
「ここまで来たら温泉に入らなきゃ」
ということで、受付で入浴料とタオル代を払って温泉を楽しみました。
いくつかの寺社を回り最後は武雄市図書館へ。
想像よりは規模が小さかったけど、スターバックスの入った書店と図書館が同居するという画期的な造りは、ボクにとってはすごく新鮮に映りました。
図書館の本と販売用の本が近くにあるというのも驚きでしたが、全国に先駆けた運営形式をよく行政が採用したなと「あっぱれ」な印象を受けました。
図書館の在り方に一石を投じた武雄市図書館は、官民共創の先駆的な役割を見事に果たしていると思いました。
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〇佐賀の旅の総括
佐賀についてはどちらかといえば印象の薄い県だと思っていました。
都道府県魅力度ランキングでは全国最下位(47位)にランクされたりしているので、やはり全国的な知名度としてはとても低いようです。
でも、祐徳稲荷神社は年間に300万人以上が訪れる観光地ですし、伊万里焼、有田焼、唐津焼などの陶磁器もありますし、唐津くんちなどのお祭りも有名です。
「吉野ケ里遺跡しかない」というようなことを言う知人もいますが、嬉野温泉は日本三大美肌の湯と言われているし、嬉野のお茶も有名です。
そういえばバルーンフェスタも佐賀で開催されていますね。
今回のひとり旅で佐賀にはいろんな魅力が溢れているということを実感しました。今後もさらなる魅力探しの旅を続けたいと思います。
さっと総括的に行程をまとめましたが、気に入った場所については個別にnoteをまとめる予定です。