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クインシー逝く

ジャズミュージシャンで音楽プロデューサーの
クインシー・ジョーンズが逝ってしまった。
とても悲しい。
ほぼアルバムは聴いていた。
ほとんどは貸しレコード屋で借り、
ダヴィングしたものだったけれど、
この3枚はアナログ盤だったけど
レコードを所有した。

刑事ドラマ『アイアンサイド』のテーマ曲はあまりにも有名。
チャズ・ジャンケルの『愛のコリーダ』のカバーが大ヒット。
その他にもキャチーなボーカルナンバーが多く収録されたポップなアルバム。
ブラーザーズジョンソンの『tomorrow』を
幼なきテヴィン・キャンベルをボーカルに迎えてカバー。

免許を取ってからも
ダヴィングしたカセットテープは
常に車の中にあった。よく聴いた。

クインシーを一気に
一般まで浸透させたのは、
『オフ・ザ・ウォール』から
マイケル・ジャクソンとタッグを組み、
共同でアルバムを
プロデュースしたことだろう。
中でも『スリラー』は
史上最も売れたアルバムとして
ギネス認定されている。

そしてクインシーと言えば、
『We are the world』。
名だたるアメリカの大御所シンガーたちを
指揮して、一つにまとめ上げた。

マイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチー、レイ・チャールズ、ボブ・ディラン、ダイアナ・ロス、ポール・サイモン、ブルース・スプリングスティーン、ビリー・ジョエル、スティービー・ワンダー、
スモーキー・ロビンソン、ティナ・ターナー、シンディー・ローパーら錚々たる顔ぶれ。

また一人惜しい人がこの世を去った。
これが歳をとるということなのだろうなあ。
天界ではどんどんと豪華アーティストの
夢の共演が実現していることだろう。

2019年にクインシーの
携わった曲をオーケストラで
演奏するライブツアーが行われた。
中でも圧巻だったのが、
マイケル・ジャクソンの『ビリージーン』。
マーカス・ミラーとリッチー・ボナの
ツインベースが驚異的にかっこいい。
二人の演奏に思わずほくそ笑む
クインシーの表情が印象的だ。

↑クリック これ動画なのですが、なぜかスチールっぽい表示。動画見れます。

心からご冥福をお祈りします。
ありがとうクインシー。


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