本との出会いから今まで
パンクロッカーの井下斗和です
今日はお盆ということで、久しぶりに祖父母の家に帰ってきました。久しぶりにいとこたちにも会えて、みんなが大人っぽくなっているのを感じました。自分はなぜかずっとそのままな気がしますが(笑)。3泊する予定なので、たくさん遊ぼうと思っています。
さて、ここからが本題です。今日は「本との出会いから今まで」について振り返りたいと思います。
私が本と出会ったのは、小学校低学年の頃のことです。ただ、その頃の私は、黙読が本当に苦手でした。本を目で読もうとすると、つい口が動いてしまうことがよくありました(小学生中学年くらいまで続いた)。それでも、小学中学年の時に漫画に出会い、本の面白さを初めて感じることができました。漫画という入り口から、物語の世界に引き込まれ、そこから少しずつ本の世界に足を踏み入れていきました。
小学高学年になると、自然と小説を手に取るようになりました。最初は簡単なものから始め、徐々に読み応えのある作品にも挑戦するようになりました。活字に対する苦手意識は次第に薄れ、むしろその魅力に夢中になっていきました。この頃から、新聞も読むようになり、活字を読む力がさらに鍛えられていったのです。ただ、正直言うと、新聞の記事を完全に理解していたかどうかは怪しいところです(笑)。それでも、読むこと自体が楽しくなっていたのは確かです。
中学生になると、世界はコロナ禍に見舞われました。突然訪れた自粛生活の中で、私は本に救いを求めました。時間がたっぷりある分、それまで以上に本を読むことができました。そして、その中で出会ったのが、小野不由美さんの『十二国記』でした。この作品に描かれている壮大な世界観に、私は完全に魅了されました。『十二国記』は、ただの物語ではなく、私の心に深く刻まれる体験となりました。
その頃、もう一つ大きな影響を受けた作家がいました。それが、堀江貴文さんです。中学生の頃の私は、堀江さんの本を貪るように読んでいました。当初は「ホリエモン」と聞いて、どこか怪しい人物というイメージを持っていましたが、彼の本を読むうちにその考えは180度変わりました。堀江さんの本に書かれていたことの中で特に心に響いたのは、「ひたすら行動という名のバッターボックスに立て」というメッセージでした。この言葉は今でも私の心に深く刻まれています。行動を起こさなければ何も始まらない、その覚悟を彼の本から学びました。
また、自分自身で考えたこともあります。堀江さんの教えを受けて、自分の評価軸を持つことの大切さを実感しました。世間の評価に惑わされず、自分自身の目で判断し、自分の道を歩むこと。そのことを私は自分の人生の指針として掲げるようになりました。
堀江さんの本の中で、何度も出てくる「ゼロ高等学院」という名前に、私は次第に強い興味を持つようになりました。そして、今こうしてそのゼロ高等学院の生徒になっているのは、まさに本との出会いが導いた奇跡のように感じます。堀江さんの本を読んでいなければ、ゼロ高との縁もなかったかもしれません。振り返ると、本を読むことで得た知識や感動が、今の自分を形作っていることを強く感じます。
これまで本を通して多くのことを学び、多くの感動を得ました。そして、これからも本という素晴らしい世界と共に歩んでいきたいと思っています。誰かの言葉に惑わされるのではなく、自分の評価軸を大切にしながら、人生を進んでいこうと思います。
井下斗和でした
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