見出し画像

私の好きな90年代のカルチャー

パンクロッカーの井下斗和です!

90年代のカルチャーは、私にとって何よりも特別で、その影響力は今もなお私の中で生き続けています。もちろん、70年代や80年代の音楽や漫画も好きですが、90sは私を形成し、クリエイティブなインスピレーションを与えてくれた時代です。今回はそんな90sの魅力を語りたいと思います。

まずは漫画。90年代はジャンプの第二次黄金期と呼ばれるほど、驚異的な人気を博しました。この時代に登場した作品は、今でも語り継がれるものばかりです。『遊☆戯☆王』、『ワンピース』、『NARUTO』といったビッグタイトルが次々に登場し、週刊少年ジャンプの看板として時代を代表しました。特に90年代初頭は、アニメとしても「ドラゴンボールZ」や「幽☆遊☆白書」、「SLAM DUNK」といった、ジャンプの人気作品が大きなブームを巻き起こしました。まさに漫画の黄金期とも言える時期で、読者を夢中にさせたのです。個人的に特に好きなのは、奇抜な作風とシュールなギャグで知られる漫☆画太郎。彼の作品は私にとって、ただのエンターテイメント以上のインパクトを持っていました。

次に音楽。90年代は日本の音楽シーンにとっても大変革の時代でした。昭和歌謡の影響を受けつつも、平成の時代に向けた新しい音楽の潮流が生まれた時期で、その中で登場した言葉が「J-POP」。この名称はJ-WAVEが由来と言われており、J-POPというジャンルはここから本格的に広がっていきました。90年代初頭には「渋谷系」と呼ばれるアーティストたちが登場し、音楽シーンを彩りました。サニーデイ・サービス、フリッパーズ・ギター、カジヒデキなど、どれも独自の世界観を持つミュージシャンたちがシーンを牽引しました。彼らの音楽は、現代のポップスとは違った、どこかノスタルジックで新しいサウンドを感じさせます。

さらに90年代後半になると、BUMP OF CHICKENやポルノグラフィティといったバンドが登場し、次世代のJ-POPシーンを作り上げていきました。また、テレビ番組「イカ天」からは、BLANKEY JET CITYやたまなど、個性的で風変わりなバンドが次々と登場し、日本のロックシーンに新たな風を吹き込みました。このような時代の音楽は、ただ聴くだけでなく、社会の雰囲気や価値観を反映し、多くの人々に影響を与えていたのです。

私が生まれる前の時代のカルチャーにもかかわらず、そのエネルギーと創造性は今でも私の中に流れています。こうした過去の文化に触れ、今の自分の活動に反映させていきたいという強い思いがあります。私も、90年代の音楽や漫画が次世代に影響を与えたように、自分の音楽を通して未来の世代に響くものを作りたいと感じています。

結局のところ、90sカルチャーは単なる過去の遺物ではなく、今もなお私のクリエイティブな原点であり、そこから多くのことを学び続けているのです。それを思うと、これからの自分の表現活動がますます楽しみになってきます。

井下斗和でした!

いいなと思ったら応援しよう!