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ちょん切られたチンボが落ちていた
小学の3年生の頃に近所に田丸ってヤツが
引っ越してきて同じ通学班で毎日
一緒に行く様になりました。
田丸とはとっつきやすくて
すぐに仲良くなる事が出来ました。
気がつけばタマってあだ名が
出来上がっていました。
タマは饒舌でお調子者なところもあって
ちょっとだけ吹かすって言えば良いのかな?
ホラみたいな
そんなところもあって周りは結構好き嫌いが
別れていましたが、まあ俺は近所なので
それとなく上手にすごしていました。
でも時々俺も振り回されていて
「この間帰る時この草むらでちぎれたチンボ落ちてた」
え!?
マジ?
って俺は真面目に反応してたんだけど
よくよく考えたら嘘ですよね
毎日一緒に帰ってるのに…
でも俺チンボのことになると冷静に考えられない
様で、どの辺とか詳しく聞いていたんですよね
タマは血が滲んでいてすぐ見るの止めたから
ハッキリ覚えてないっていうのよ
それで俺は一回家に帰ってから
1人でもう一度草むらでチンボ探しとか
していたんだよな。
ほんとバカだったなと思うよ。