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人間の運動と感覚


大脳皮質

大脳皮質は運動をつかさどる運動野、感覚をつかさどる感覚野に分けることができます。

運動野

前頭葉の一部で、体の各部に随意運動の指令信号を送っています。

体性感覚野

触覚、痛覚、圧覚

その他:連合野

・前頭連合野(前頭前野)
・運動連合野
・頭頂連合野
・後頭連合野
・側頭連合野

連合野は何かが連合しているわけではなく、運動野や感覚野などと
大脳の中で情報交換を行っている部分です。
連合野は後天的な環境要因によってその働きが決まっていきます。

~例~
アメリカで生まれ育ったとしても、日本語で教養を受けたら英語ではなく日本語で話すようになる。など

運動野と運動連合野の働き

運動野

四肢、眼球運動など随意運動を司っています。
交叉支配の原則が成り立っているため、
刺激された半球とは反対側の筋肉が収縮し運動を引き起こします。
片側の脳が障害を負った場合、反対側にはマヒが出ます。

顔や手などの繊細な働きが求められる部位は他と比べて司る神経細胞の面積が広くなっています。

運動連合野

運動前野補足運動前野の二つに分けられます。
運動連合野はあらかじめ決められた順序で運動をする際に、その手順を運動野に指令を出します。

・運動前野
目や耳を使って自分と離れた場所からも情報を処理します。
・補足運動野
より自分の近くに触れる、押すなどの感覚の情報を処理します。
記憶に基づく運動に関与する(完全にまだ解明されていない)

今回もありがとうございました。
あんぞい

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