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ギフテッドな息子とゆるゆる母の中学受験記【受験させることの是非/私の考え方】
2月3日に中学受験を控えています。
土日の塾も明日で最後。
自分で勉強するのが苦手な息子は、おうち学習で受験対策を進めていけるのでしょうか。
あいにく母親の私の職場も学校で、入試業務真っ盛り。
仕事を休んで息子につき合うのにも限界があります。
息子は相変わらず、受験生ではないかのような余裕をかましてゆったりとした日々を過ごしています。マイペースを守るという意味では立派なものです。
1月に、最後の模擬試験がありましたが、合格率50%。
ずっと60%をキープしていたので下がりましたね。
内容を見てみると、実技2問中、1問は時間がなくて解けなかったとのことで、単純に半分しか点数がつかなかったことが理由のようでした。今までは実技で点数を取れていたのでね。
息子の模擬試験の合格率が50〜60%だとしても、平均点よりはいつも上回っていました。みんなそれほど良くはないのでしょう。受かる子は、やはりひと握りということでもありますね。
私も「そっかー」と焦らずに受け止めていたら、私の母が「冷静ね」と言いました。
そこで私が思ったことは、受験自体が息子のためになるかはわからないということです。
志望校は息子に合っているだろうということで、受験を勧めて塾に行かせています。本当に正解かは、本人が入学して学校生活を送ってみないとわかりません。実際には、卒業して大人になってから、良かったかどうかの判断ができるかもしれません。
そんな不確定なことに息子をつき合わせている面もありますから。いくら息子のためにしていることでも、今の時点では誰にも何もわからないことですね。
だから息子に話したうえで塾に行かせたり、受験を勧めたりしてはいますが、あくまでも「良いかもしれないから」の域からは出られないことです。
そんなこともあり、あまりガミガミ息子に勉強を促さないのです。大人の考えだと、「せっかく受験するのだから」とか「せっかく塾にお金を払っているのだから」、今できることを時間を惜しんでやるべきだと考えがちです。
でも、受験のメリットもいまいちピンときていない息子からしたら、「言っていることはわかるけど、なんで??」という感じだと思うんですよね。
やりたいことしかやりたくないし、やりたくないことはやりたくないです。大人でも本当はそうですよね。
やりたくなくてもやる、というのが本当にどこまで正解なのか、とも思います。やりたくないことはやらないことも、正解なのかもしれません。
やらなくても良いようなことでも、息子は好きなことならとことんやります。原子記号とか数学とか、母にはちんぷんかんぷんですが、好きなことは放っておいてもやるのです。
その純粋な意欲、学習意欲ではなくて、知的好奇心の部分は潰さないようにしたいと思います。
そうはいっても受験は現実問題です。この先やりたいことができるように受験させる面があるのですが、小6ボーイにはわからないみたいですね。
もう、なるようになる!と考えて、とりあえず風邪を引かずに入試を受けられたら良しとしましょうか。
にっこり。