実践編の第2回目として、コロナ禍で重要性が高まっている、オウンドメディアを活用したマーケティングと、法務を戦略に取り入れるポイントについて書きます。 以下のnoteにも書きましたが、売上の構成要素は、「売上=人口×認知率×購入率×購入個数×購入頻度×購入単価」です。そして、お客さまは知らないモノやサービスを購入することは原理的にありえないので、認知率を高めるためのメディア活用は非常に重要ですが、落とし穴も少なくありません。法務を戦略に取り入れることで落とし穴を避けるとともに
前回のnote”【1時間で分かる】最先端ビジネス法務”では、最先端ビジネス法務を、フレームワークに沿って体系的に書きました。実務でも役立つようにできる限り具体例を多く書くよう心がけましたが、どうしても理論中心となってしまいました。サッカー観戦で解説者の話をいくら聞いていも、実際にボールを使ってシュートしなければゴールできるようにならないように、理論と実践は常にセットであるべきです。理論は実務の中で使ってみてこそ初めて仕事にプラスの影響をもたらします。そこで、今回以降は、現実の
このnoteでは、中小・零細企業の経営者や経営企画・総務・法務担当者の皆さまに向けて、企業経営の視点から見た『最先端ビジネス法務』について、分かりやすい教科書のようにまとめようと思います。ざっと流しながら読めば1時間もかからず読むことができると思います。しかし、1時間程度掛けてじっくり理解していただければ、専門書を何冊も読んでも得られない実践力が付くことをお約束いたします。 まず、簡単な自己紹介ですが、私たちは、10年強にわたる大手保険会社でのサラリーマン生活を経て、201