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Twitterではなくバッテリーを炎上させた話

(🍎)太郎です。
今日はTwitterではなくバッテリーを炎上させた話をします。

みなさんのスマホ、バッテリーの持ちはどうですか?電池は消耗品なので、使えば最大容量は減っていきます。充電が全然もたなくて困ったという人もいるのではないでしょうか。

そんなとき、みなさんができることは3つあります。
(1)我慢して使う
(2)非正規店or自分で修理する
(3)Appleにお布施を払って正規修理する

数年前、私は学生でした。当時はお金がない極貧生活でしたので、(1)を選ばざるを得ません。Appleのバッテリー交換料金は、Apple Care+に加入していない場合、最低でも¥6,000します。

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ここで、皆さん大好きヤフオク、メルカリを覗いてみましょう。
ほらほら、バッテリーがとても安く売られてます。実に、Apple正規料金の75%OFF ! 
YouTubeで修理方法を調べて、自分で修理してみるというのも大ありです。

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さて、これを読んで「自分でやってみよう♪」と考えたそこのあなた。

今日は、僕がツイッターではなくバッテリーを燃やした話をさせてください。

潮じゃなくて火が吹き出した

これは私のTwitterアカウントです。写真は、潮でなく火を吹きおえたバッテリーの画像です。ご覧の通り、完全に燃えています。

修理前の画像がなくて恐縮ですが、このバッテリーは中華製。Apple純正のものではありません。しっかり燃えてます。どうせ燃やすならバッテリーじゃなく黒歴史の方がよかった。

フォロワーの方からもリプがあり、似たような経験があったそうです。

流れとしては、
 中華製バッテリーを外そうとする
→テープが切れる
→ヘラを入れて、てこの原理で徐々にテープを剥がす
→バッテリーを曲げたらプシューって火が出る

という感じです。小さな部屋で作業していたので、煙が部屋に充満する始末。ちなみに発火しました。煙じゃなくて火が出ました。言葉通り燃えたのです。火のないところに煙は立たぬと言いますが、本当なんだなあって思いました、

発火した日は、誕生日のローソクの火をふき消すように、「ふーふー」して消しました。あれで消えなかったら、窓から外に向かって投げ捨てようと思った。

火の気が収まったら、怖くなったので消防を呼びました。


消防と警察のダブルコンボ

「すみません〜バッテリーが発火してしまって、念の為連絡したんですけど、何かした方がいいことってありますか…?」
人生で3回目くらいに119番した。消防の人は、すぐに駆けつけてくれました。

物自体は鎮火していたので、発火する恐れはなかったようですが、そこから現場検証が始まりました。話を聞くと、どうやら「動産り災」というものになるらしく、警察が来ることに。ちなみに、壁にススが付いていたりしたら「建物り災」になっていたらしい。保険請求の時、この辺は大事になるそう。

新米警察官とのやりとり

消防の人と似たようなことを警察の人にも話しました。どこで修理していたのか、何を使っていたのか、その時の時間、周囲に人がいるかどうか、などなど。

色々とメモをされている中で、警察の方が部下にこんな言葉を。
「刑事課の方ともやらなきゃだから、とりあえず当直に連絡入れといて」

●番外編 警察の犯罪捜査

市民の安全を守る、治安維持の最後の砦として活躍される警察。
警察24時で活躍する刑事はとても頼もしいものです。しかし、その矛先が私たちに向いた時、皆さんはどう乗り越えますか?

何かあった時、警察は必ず「事件」「事故」の両面から捜査します。今回は、人の家を燃やしただとか、怪我をさせてしまっただとかそういうのはありませんでしたが、そういった「事件性がないかどうか」を必ずチェックします。

勘のいい人はわかりますね。私は中古スマホの売買をしています。そう、「古物商許可証」が必要なのです。特に、「業として反復継続的に行う場合」は絶対に取得しておかねばならないものです。
私は以前に取得していて、期限も切れていませんでしたから、特に何も問題はありませんでしたが、これがなければ法令違反になります。必ずしょっぴかれます。

今回は「事故」として警察が来ましたが、その過程で必ず「事件性はなかったかどうか」は調べられます。
メルカリやヤフオクを見ていると、反復継続的に中古品の売買を行なっている人がいますが、必ず許認可の所得はすることをお勧めします。ちなみに、これらが「業に当たるかどうか」は実際の状態を見て判断されます。

一般に、「不用品売買」であればこれらの許認可は不要です。しかし、例えばiPhoneを今までに50台売っていた場合、これらが「不用品」であると言い張るのは難しい気がします。そして、最終的にそれらが不用品であるかどうか認定するのは警察or検察or裁判所です。
自分の実態を見て、反復継続的であれば必ず許認可は取得するようにしておきましょう。


火を吹かせないために

話が逸れましたが、今回の事故は不幸中の幸いが重なったのがせめてもの救いです。

(1)リチウムイオンは発火する危険性がある

リチウムイオン電池は発火する性質があります。Apple純正のバッテリーであれば、このような事故は少ないのですが中華製は簡単に燃えます。

ですので、

(2)充電器もできる限り純正を使おうね

実は、Appleは日本国内で1件の訴訟が係争中です。
https://iphone-mania.jp/news-349607/

これは、純正充電器を使って充電していたiPhoneから発火し、火災で死亡した事件です。もちろん、純正充電器を使っていたケースでの発火は極めて稀ですので、特に心配する必要はありません。

ーが、純正でも発火リスクはあるならば、非純正、特に中華製ならなおさら発火リスクがあるということになります。

(3)メイン機は出来る限り新品を

中古品でバッテリーが社外製なのは大問題なのは論外。3utoolsなどを使ってバッテリーくらいは判別させましょう。


その他色々と書きたいことはあるのですが、警察と消防の現場検証が2時間くらいあってとっても疲れました。
今日は寝ます。消防と警察が入ってきている姿、撮っておく暇はありませんでした。。。。

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