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行ってきました!〜モネ睡蓮のとき展
印象派、と言えばクロード・モネ。
大好きなモネの作品展、連日大変な人気だと聞いていましたが、平日午前中に行けば大丈夫だと思って出かけて行ったら…
いや、すごい行列でした。
事前にオンラインで平日のチケットを購入していましたが、それでも入館まで20分ほど並びました。
当日窓口でチケットを購入する方は、さらに長い列に並んでいるようでした。これは大変、、。
それでもモネの作品が見られるワクワク感で、待ち時間もあまり気にならない。
周りの方を見ると、みなさん同じような感じで、静かに列が進んでいくのを待っています。
入場してすぐ、音声ガイドを借りることにしました。650円なり。
ナレーションは石田ゆり子さん。しっとりした優しい声が睡蓮のイメージとピッタリです。
実際、この音声ガイドは作品の理解を助けてくれたのはもちろん、音楽も挿入されていて、作品が持つ世界を楽しむことができましたので、とても良かったです。
これからいらっしゃるなら、ぜひ利用されるといいと思います。
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混んではいますが、鑑賞に決まった順番はなく、空いているところから自由に見ていいので、それぞれの作品に近づいてじっくり見ることができます。
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こんなに多くのモネ作品を一度に見るのは初めてです。
ここ、国立西洋美術館の常設展の松方コレクションにモネ作品があり、以前よく見にきていましたが、さすがにこれは圧巻でした。
どこを向いてもモネの絵!なんてまぁ、贅沢なんでしょう。
やはり睡蓮の絵が素晴らしいのですが、それ以外にも一連のロンドンの橋シリーズや、日本の橋、藤棚などの大きめの作品も大変印象的です。
近くで見ると、いろいろな色の絵の具が少しずつポンポンと置いてあるような感じなのに、離れてみるとちゃんと風景になっているんですよね。魔法のように。
モネの目には光の中のさまざまな色が見えていて、それをカンバスの上に一筆一筆のせて表現しようとしたんだなと思いました。
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そしてモネの作品にはピアノ曲が合う!
音声ガイドで流れてきましたが、ドビュッシーの「夢想」とか、「映像 第1集 第1曲水の反映」は本当にぴったりです。
暖かく柔らかな午後の日差しが降り注ぐ、静かな世界をイメージさせます。
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いやー、本当に来てよかった。
モネの作品の数々に心洗われるような体験でした。
そんな大人気のモネ展ですから、ギフトショップでお買い物をするのにも並びます。お店に入るまで、30分並びました…
図録がまた贅沢な作りなんです。重いけど、これは買うしかない!
ミュージアムショップではいつもあれもこれも欲しくなりますけど、今回はかなり我慢して、厳選して選びました。こういうお買い物も展覧会の楽しみのひとつですね。
先ほども書きましたが、国立西洋美術館は常設展も素晴らしいです。
松方幸次郎さんのおかげで、さまざまな作品を鑑賞できることに感謝しています。
今回、新しい作品が何点か展示されていてラッキーでした。
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ポール・ゴーガン「サン=トゥアン教会」
美しい色彩で溢れるモネの世界、しっかり見て心に焼き付け、幸せな1日となりました。
#モネ展 #クロード・モネ #国立西洋美術館 #アート #印象派 #ドビュッシー