「世論と群衆」を読んで
新聞→スマホ
著者ガブリエル・タルドさんは、今では当たり前になった「公衆」という概念を案出、というよりも「群衆」と対比して、考究されたみたいです。
ざっくり言うと、「群衆」はその場限りの現実的な弱い集合で、「公衆」は観念的で比較的範囲の広い、また範囲が拡大されやすい集団だそうです。
そして、「公衆」の発展を担ったのが新聞らしく、それが文中で何度も繰り返されています。空間の制限を取っ払って、等質的な情報の伝播を実現し、「公衆」が発生する環境的基盤を作り上げたみたいです。
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