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Everyday Struggle/The Notorious B.I.G 和訳

どうもお疲れ様です。独眼亭バカルディです。

普段はpixivで小説を書いたりnoteでコラムを書いる者です。
今日は趣向を変えまして洋楽の和訳でもしましょう。

Everyday Struggle/The Notorious B.I.G

<背景>
Biggieのファーストアルバム「Ready to die(直訳:死ぬ準備は出来ている)」に収録された楽曲で超名曲です。Biggieの経験をスネアが強いビートに乗せ語るストーリーテリング色の強い楽曲でニューヨークのいわゆるゲットーでの日々と彼のそこでの苦悶を通じて、薬(よくない意味の)の売人としての危険な生活やその生活の中でのストレスや不安感、葛藤の中で生き抜く覚悟を歌にしています。
前置きが長くなりました。和訳に参りましょう。

和訳() *補足

公式音源です。再生しながら和訳をお読みください。

[Chorus]
I don't wanna live no more
(もう生きていたくない)
*薬の売人としての罪悪感や未来の暗さに絶望し疲弊する自身をうたっています

Sometimes I hear death knockin' at my front door
(時々、死が玄関のドアを叩く音がするんだ)
*薬の売人として同業者や客に命を狙われる恐怖の比喩

I'm livin' every day like a hustle, another drug to juggle
(毎日ハッスルをするのさ、また薬を捌いたが)
*ハッスルは薬で稼ぐ事と毎日を必死に生きることのダブルミーニング

Another day, another struggle (Right)
(明日には明日の苦しい戦いがある)
*売人で稼げるのは日銭のみ、よって明日も売人をしなくてはならないと言う意味
*Biggieは高校を中退しラッパーになってもしばらくは生活の為に売人をしていた。

I don't wanna live no more
(もうこれ以上生きていたくない)
*当時のラップでここまで不安や死について語るラップは珍しい
*ready to dieには他にも死に関する曲がある

Sometimes I hear death knockin' at my front door
(時々、死が玄関のドアを叩くんだ)

I'm livin' every day like a hustle, another drug to juggle
(毎日必死に生きてるよ、薬を捌いてさ)

Another day, another struggle (Right)
(明日も死ぬ気で戦うのさ)

[Verse 1]

I know how it feel to wake up fucked up
(俺はクソッタレな目覚めってのを知ってるんだ)
*売人(苦痛な仕事)をしなければいけないと思って起きる朝のこと

Pockets broke as hell, another rock to sell
(ポケットに金はない、あるのは売るためのrockだけさ)
*rockは吸引するコカイン、クラックコカインともいう

People look at you like you's the user
(みんなはお前を悪人みたいに見てるぜ)
*you(お前)はBiggieから見た仲間の売人のこと
*user(悪人):利己的に他人を利用する奴のこと
*売人がヤク中を作って金を稼ぐことを悪人であると感じている

Sellin' drugs to all the losers, mad buddha abuser
(全ての負け犬に薬を売るんだ、イカれた大麻中毒者にさ)
*貧困者や精神的に弱い人たちに薬を売っていたということ
*buddhaはマリファナのスラング表現

But they don't know about your stress-filled day
(だが、奴らはお前のストレスばかりの日々を知らない)
*youはさっきと同じ意味
*売人は悪人だが、biggieはお前らの苦悩を知ってるよ、という意味

Baby on the way, mad bills to pay
(子供が産まれるんだ、金がたくさん要るんだよな)
*bills to pay 直訳:請求書にお金を振り込む

That's why you drink Tanqueray, so you can reminisce
(だからさ、タンカレー(お酒)を呑んでもの思いに耽るんだ)

And wish you wasn't livin' so devilish, shit
(そんで、こんな悪い生き方しなきゃよかったって思うんだよ)

I remember I was just like you
(覚えてるよ、俺も昔はお前みたいだった)

Smokin' blunts with my crew, flippin' over 62's
(マリファナをツレと吸ってさ、62年式の車に乗るんだよ)
*62年式の車:恐らくキャデラックでグリーンブックに出てくるような奴
       ちなみに、このアルバムは94年リリース
*blunt マリアナを巻いて葉巻みたいにしたもの

'Cause G-E-D wasn't B-I-G
(だって、高校の成績はビッグじゃなかったし)
*高校の卒業試験を受けなかったという意味

I got P-A-I-D, that's why my moms hate me
(売人だったから、ママは俺を嫌ってたんだ)
*I got P-A-I-Dは金持ちだった(貧乏の中での)という意味が直訳、今回は意訳

She was forced to kick me out, no doubt
(ママは俺を家から追い出さずにはいられなかったんだ)
*高校に行かずに売人をしてたことをお母さんに知られて追い出されたということ

Then I figured out nicks went for 20s down South
(超意訳 1920年代に犯罪者が南部に下りた理由が分かるよな)
*アメリカ南部は黒人が多く(biggieは黒人)働き口がある
*南部は薬物の売買が盛んで働けるってことかもしれない
*nickは犯罪者の体に傷をつけられていた事から派生するスラングで主に泥棒を意味する、今回は広義に犯罪者と解釈

Packed up my tools for my raw power move
(衝動的に銃に弾を込めたよ)
*tool:銃のこと

Glock 19 for casket and flower moves
(銃は棺桶と徒花のためさ)
*人を殺しても金を稼がないといけないという意味
*住む場所のないbiggieが自殺をしようとしていたという意味にもなる
*Glock 19は銃の名前

For chumps tryin' to stop my flow
(俺のフロウを止めようとするバカのためさ)
*気に入らない奴を撃つと言う意味
*フロウ(流れ者)である自分を救ってくれた人のために殺す、またはその人すら殺すという意味があるという説がある(眉唾で聞いてください)

And what they don't know will show on the autopsy
(死体を解剖すると、見たことないようなモノが出てくるんだ)
*特製の銃弾が死体の中から出てくるという意味
*autopsy:死体解剖

Went to see Papi to cop me a brick
(パピに会いに来てもさ)
*パピはビギー自身のこと、オルティズではない
 恐らく、ビギーのあだ名のBig Poppaの短縮

Asked for some consignment, he wasn't tryin' to hear it
(意訳 俺は手下になる話には聞く耳なんて持たないよ)
*consignment:委託販売
*委託販売の形で末端の売人を作るシステムがあったが、ビギーはそのシステムには乗らなかったということを言っている

Smokin' mad Newports 'cause I'm due in court
(ニューポートをたらふく吸うんだ、裁判があるんでな)
*いずれ犯罪者として捕まるので、今のうちにニューポートいう銘柄のタバコをたくさん吸うという意味

For an assault that I caught in Bridgeport, New York
(ニューヨークのブリッジポートでやった暴行のせいでね)
*Biggieは実際に逮捕された経験がある

Catch me if you can like the Gingerbread Man
(俺を捕まえてみるといいさ、でも俺はジンジャーブレッドマンだぜ)
*警察から逃げるという意味
*人形のクッキーがオーブンから逃げるアメリカの民話の主人公を自分に見立ててる(GBMのあらすじが書いてあるHPを最後に載せておきます)

You better have your gat in hand, 'cause man
(銃を取れよ、男だろ)
*ギャングスターラップっぽいとこです。
*gat:銃のスラング(アメリカ英語は同じ単語を複数回発するのを嫌うので言い方がコロコロ変わります)

[Chorus]

I don't wanna live no more
(もう生きていたくない)
*薬の売人としての罪悪感や未来の暗さに絶望し疲弊する自身をうたっています

Sometimes I hear death knockin' at my front door
(時々、死が玄関のドアを叩く音がするんだ)
*薬の売人として同業者や客に命を狙われる恐怖の比喩

I'm livin' every day like a hustle, another drug to juggle
(毎日ハッスルをするのさ、また薬を捌いたが)
*ハッスルは薬で稼ぐ事と毎日を必死に生きることのダブルミーニング

Another day, another struggle (Right)
(明日には明日の苦しい戦いがある)
*売人で稼げるのは日銭のみ、よって明日も売人をしなくてはならないと言う意味
*Biggieは高校を中退しラッパーになってもしばらくは生活の為に売人をしていた。

I don't wanna live no more
(もうこれ以上生きていたくない)
*当時のラップでここまで不安や死について語るラップは珍しい
*ready to dieには他にも死に関する曲がある

Sometimes I hear death knockin' at my front door
(時々、死が玄関のドアを叩くんだ)

I'm livin' every day like a hustle, another drug to juggle
(毎日必死に生きてるよ、薬を捌いてさ)

Another day, another struggle (Right)
(明日も死ぬ気で戦うのさ)

[Verse 2]

I had the master plan, I'm in the caravan on my way to Maryland
(俺には良い計画があったんだ、キャラバンに乗ってメリーランドへ)

With my man Two-TECs to take over this projects
(そんで、仲間のTwo-TECsと計画通りやるんだ)

They call him Two-TECs, he tote two TECs
(TECを二丁持ってるTwo-TECsは)
*この辺りは押韻意識でリリックはさほど重要じゃない(個人的見解)
*TECは銃のことです。

And when he start to bust, he like to ask, "Who's next?"
(銃をぶっ放して言うんだよ、次は誰だ?ってさ)

I got my honey on the Amtrak with the crack
(俺は女の子にクラックを持たせてアムトラック鉄道に乗っけたよ)
*クラックはクラックコカインのこと、rockと同じ意味(アメリカ英語は同じ単語を……以下略。)

In the crack of her ass, two pounds of hash in the stash
(彼女の体の中には、2ポンドのハッシュが入ってる)
*体の中は警察に検査されないのでそこに薬を隠したよってこと
*ハッシュ:樹脂状の大麻のこと

I wait for hon to make some quick cash
(俺は手っ取り早くお金を稼ぐために彼女を待つんだ)
*hon=honey本来、恋人や配偶者に対して使う表現だがこの場合は恐らく違い、全体にビギーが女の子を金儲けの道具としか見ていなかったという意味を付与している。

I told her she could be lieutenant, bitch got gassed
(意訳 俺の右腕になれるって言ったら、その子すごく喜んでさ)
*lieutenant :副官もしくは大尉という意味。フォレストガンプで出てきましたね。
*gassed :ハイになる、酔っ払うという意味のスラング(舞い上がるとか訳すと綺麗かも)

At last, I'm literally loungin', black
(そんで、今の俺は文字通りチルってる黒人さ)
*lounge くつろぐという意味。空港とかのラウンジと一緒。ただ、この曲ではマリファナを吸ってる事でしょうね。

Sittin' back, countin' double digit thousand stacks
(椅子にドンと座って二桁の千ドル束を数えてるよ)
*10000ドルの稼ぎが出たよってこと(今のラップに慣れると少なく感じますね)

Had to re-up, see what's up with my peeps
(意訳 ヤクが切れた“お客“の様子でも見てくるか)
*re-up:薬が切れた人に薬を売るという意味
*my peepsは友達の意味、よって友達にも薬を売ってたという意味になる

Toyota deal-athon had it cheap on the Jeeps
(トヨタに乗って売り捌いたら、ジープよりは安く済むぜ)
*athonはマラソンという意味、ここでは時間をかけて薬を売り捌くことを言っている
*トヨタ:ご存知。燃費がいい。

See who got smoked, what rumors was spread
(意訳 誰が火種で煙を立てるかの噂話は知っとくんだ)
*smoke:喧嘩や殺しのスラング
*ビギーが情報通で危険を避けてたという意味の歌詞

Last I heard I was dead, with six to the head
(この前、俺が頭に6発入れられて死んだってのを聞いたよ)
*ビギーが聞いた噂はもちろん嘘。しかし、彼の最期は……。

Then I got the phone call, it couldn't hit me harder
(その時、俺に掛かってきた電話ほどビビったモンはねえな。)
*物騒な笑い話

We got infiltrated, like Nino at the Carter
(スパイがいたんだよ。まるで、カーターに出てくるニノだよ。)
*New Jack Cityという映画を例え話で出している。ビギーは映画やドラマで何かを例えることが多い。

Heard TEC got murdered in a town I never heard of
(Two-TECsが死んだって聞いたんだ、俺の聞いたこもない場所でな)
*スパイの正体はTECsで彼はスパイだったので殺された

By some bitch named Alberta over nickel-plated burners
(ニッケルのメッキのコンロの上でアルバータって奴に)
*ビギーを裏切った奴は死ぬという意味
*また、名前も知らない部下がいるくらい自分がすごいギャングスターだと言っている

And my bitch swear to God she won't snitch
(俺の右腕は裏切らないって神様に誓ったからよ)
*ここに出てくる女の子はさっきの薬を運んでいた子のこと

I told her when she hit the bricks I'll make the hooker rich
(意訳 そんで、言ってやったんだ。「塀の向こうに行けよ、リッチにしてやる」)
*hit the brick はあっち行け、ぶらぶらしてこい、という意味のスラング。ここでは後ろの意味と重ねて意訳。
*女の子にお金を積んでTECs殺害の裁判で虚偽の申告をさせるということ

Conspiracy, she'll be home in three
(共謀罪でも3年経てば出てこれるからな)

Until then I looks out for the whole family
(それまで家族の面倒は俺がみるよ)
*女の子が刑務所に入っている間にその子の家族の面倒をビギーがみるという意味

A true G, that's me, blowin' like a bubble
(泡みたいに弾けてブレイクしたけど、俺はまだ本物の“G”だよ。)
*ラッパーとして成功してお金持ちになったけど俺は初心を忘れてないよ、という意味
*G かっこいい黒人を指す言葉、ギャングのことも指す。ギャングスターラップではGへのリスペクトを入れる場面が多い。(Nut‘tin about G thangとか)

In the everyday struggle
(戦いの毎日だよ)

[Chorus]

I don't wanna live no more
(もう生きていたくない)
*薬の売人としての罪悪感や未来の暗さに絶望し疲弊する自身をうたっています

Sometimes I hear death knockin' at my front door
(時々、死が玄関のドアを叩く音がするんだ)
*薬の売人として同業者や客に命を狙われる恐怖の比喩

I'm livin' every day like a hustle, another drug to juggle
(毎日ハッスルをするのさ、また薬を捌いたが)
*ハッスルは薬で稼ぐ事と毎日を必死に生きることのダブルミーニング

Another day, another struggle (Right)
(明日には明日の苦しい戦いがある)
*売人で稼げるのは日銭のみ、よって明日も売人をしなくてはならないと言う意味
*Biggieは高校を中退しラッパーになってもしばらくは生活の為に売人をしていた。

I don't wanna live no more
(もうこれ以上生きていたくない)
*当時のラップでここまで不安や死について語るラップは珍しい
*ready to dieには他にも死に関する曲がある

Sometimes I hear death knockin' at my front door
(時々、死が玄関のドアを叩くんだ)

I'm livin' every day like a hustle, another drug to juggle
(毎日必死に生きてるよ、薬を捌いてさ)

Another day, another struggle (Right)
(明日も死ぬ気で戦うのさ)

[Verse 3]

I'm seein' body after body and our mayor Giuliani
(俺が次から次へと死体を目にする中で俺らの市長のジュリアー二は)
*ジュリアー市長 ニューヨーク市長を務めた人物。9.11事件の時の市長。元検察官として、ニューヨークの浄化を行い治安を大幅に良化させた。諸政策のせいで、黒人の立場が悪化したことから貧困層(特に黒人)に嫌われてた。
*body=死体 日常会話にも出てくる表現なので覚えておきたい

Ain't tryin' to see no black man turn to John Gotti
(市長のジュリアーニはジョン・ゴッティになる黒人から目を背ける)
*ジョン・ゴッティは90年代にジュリアーニを殺害しようとした
*John Gotti :ガンビーノファミリーというマフィアのボス、90年代にジュリアーニを暗殺しようとしていた。服がオシャレでラップにもよく出てくる。映画にもなってるので気になった方は調べてみてください。)

My daughter use a potty so she's older now
(今じゃ、娘はおまるを使ってるよ。大きくなったなぁ)
*ビギーの父親としての顔を描く歌詞、juicyでも娘のことを歌にしてる
*アルバムのリリース当初のビギーの娘は一歳
*potty :おまるのこと。

Educated street knowledge, I'ma mold her now
(そんで、俺は娘にもストリートの知識も教えてるよ。)
*ストリートで生きていくための知識、黒人家庭は生き方を子供に教える文化がある
*ラッパーとして売れてもしばらくビギーは危険なストリートに住んでいた

Trick a little dough buyin' young girls fringes
(フリンジを買うために金を騙し取るんだ)
*フリンジ:飾りのついた服、娘の服のことだと思われる
*dough 現金を意味するスラング、本当の意味はケーキやパンの生地のこと

Dealin' with the dope fiend binges, seein' syringes
(ヤク中と取引すれば注射器が山ほど手に入る)
*注射器と子供の服で踏むの面白いですよね。

In the veins, hard to explain how I maintain
(血管に刺すんだよ、正気でいるのは難しいんだ)
*自分が売ったドラッグでおかしくなる人を見ることに罪悪感を覚えていたビギーは自分も薬を使って正気を保っていた

The crack smoke make my brain feel so strange
(クラックを吸うと脳がなんかおかしいんだ)
*クラック:クラックコカインのこと

Breakin' days on the set, no sweat
(簡単に何日も無駄にしちまうんだよ。)
*コカインで感覚が麻痺し遊んでばかりの日々が続くということ

Drunk off Moët, can't bag yet because it's still wet
(モエを飲み干したんだが、濡れてるからbagはまだ出来ないな)
*モエはシャンパンのこと
*bag :スラングです。察してください。

But when that dry, baggin' five at a time
(だが、渇いたら5回はしてる。)
*この辺のせいで人に勧め辛いんですよね。

I can clock about nine on the check cashin' line
(俺は子の小切手に9桁まで書けるよ)
*自分が今の自分がお金持ちだという意味。『貧困〜犯罪〜金持ち』みたいな曲の構成をしてる。(本人が1番語りたいのは貧困の部分)

I had the first and the third, rehearse, that's my word
(意訳 政府に援助を受けてた昔の俺へ「よく考えて行動しろ」それが俺からの言葉だ。)
*the first and the third 貧困家庭が政府から援助を受ける日のこと、ビギーは貧困地区の中で1番貧乏な家庭に育った。
*リハーサル 入念に考えて準備をしろ、という意味だと思われる。後年のビギーは自分の成功を信じられないとよく言ってた。

Thick in the game, D's knew my first name
(人生ってのはタフじゃないとな、D‘sも俺の名前を知ってたが)
*タフ 色んな意味で使われるが、今回は苦労の多い人生的なニュアンス。
*D‘sはビギーと敵対するストリートギャングのことだと思われる

Should I quit? Shit no, even though they had me scared
(じっとしといた方がいいか?いや違う、D‘sに脅されてもあり得ないな)

Yo, they got a eight, I got a TEC with air holes
(アイツらは38口径を持ってるが、俺は風穴空いたTECを持ってるからな)
*eight おそらく38口径の銃のこと
*TECは銃のTECとスパイのTECsのダブルミーニング

[Interlude: The Notorious B.I.G. & Puff Daddy]

And that's just how the shit go in the struggle, motherfucker
(これが苦闘って奴さ、分かったか?)

Hah, come on, what you say?
(あ? 来いよ 今なんつった?)
*怒ってるのはビギーではなくビギーのレーベルの社長で米国版ジャニー喜多川ことPuff Daddy

[Chorus]
I don't wanna live no more
(もう生きていたくない)
*薬の売人としての罪悪感や未来の暗さに絶望し疲弊する自身をうたっています

Sometimes I hear death knockin' at my front door
(時々、死が玄関のドアを叩く音がするんだ)
*薬の売人として同業者や客に命を狙われる恐怖の比喩

I'm livin' every day like a hustle, another drug to juggle
(毎日ハッスルをするのさ、また薬を捌いたが)
*ハッスルは薬で稼ぐ事と毎日を必死に生きることのダブルミーニング

Another day, another struggle (Right)
(明日には明日の苦しい戦いがある)
*売人で稼げるのは日銭のみ、よって明日も売人をしなくてはならないと言う意味
*Biggieは高校を中退しラッパーになってもしばらくは生活の為に売人をしていた。

I don't wanna live no more
(もうこれ以上生きていたくないんだよ)
*当時のラップでここまで不安や死について語るラップは珍しい
*ready to dieには他にも死に関する曲がある

Sometimes I hear death knockin' at my front door
(時々、死が玄関のドアを叩くんだ)

I'm livin' every day like a hustle, another drug to juggle
(毎日必死に生きてるよ、薬を捌いてさ)

Another day, another struggle (Right)
(明日も死ぬ気で戦うのさ)

[Outro: The Notorious B.I.G. & Puff Daddy]
Junior M.A.F.I.A. right
*junior M.F.I.A はビギーが結成したヒップホップグループ
Yeah, rock on, woo!
*踊れよみたいな感じです。
Biggie Smalls, right
*ビギーのこと
Junior M.A.F.I.A
*レペゼン的なパートです。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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ジンジャーブレッドマンのあらすじ

英語の歌詞はこちらからお借りしました。


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