昭和のOL USB端子を教える
先日、姉からLineを通じて電話がかかってきました。「新しいパソコンをかったけど、マウスが付いてない」と言っています。だから何なんだという話ですが、以前使っていたパソコンのマウスを使おうと思ったが、新しいパソコンに繋がらないという話でした。
パソコンにマウスを接続する方法
パソコンのUSB端子にマウスのレシーバーという部品を差し込めば、マウスは使えるようになります。USBの周辺機器はUSB端子をUSBソケットに差し込むだけで、Windowsがかってに設定してくれます。周辺機器のデバイスドライバーもWindowsが、自分で、選択して、インストールもしてくれます。悩むことは何もありません。
私はこのようなメッセージを送りました。
「古いパソコンから、マウスを抜いて、新しいパソコンに繋げれば、使えるようになるよ」
返信は「新しいパソコンでマウス使えない。どうしたらいい?」と返ってきました。
どうして、姉の使っているマウスは繋がらないのでしょう。マウス自体が壊れているとか、もしやPS/2に接続するタイプ?、Bluetooth接続タイプとか考えていました。古いパソコンもノートタイプのようですし、まず、PS/2ではないと確証しました。Bluetooth接続タイプは、姉が理解できないので、これも省きます。
マウスの種類から説明
マウスを作っているメーカーのウェブサイトを紹介したり、マウスのUSB端子をパソコンのUSBソケットに差し込んでいる画像をLineで送ったりしましたが、姉の変死は以下の通りでした。
「レシーバーがバソコン横の穴に入りません。メーカーが違うから?」
USBの企画にメーカーの違いはありません。
私の紹介したウェブサイトや、画像は理解できなかったのでしょうか。私は、お手上げ状態でした。
ビデオ通話で指導
翌日に、Line電話がかかってきて、「どうしたらいいか教えて」と言われました。Line電話をビデオ通話通話に切り替えることから説明しました。(これがまた一苦労です。)
「古いパソコンをカメラに映して欲しい」と言ったのですが、「どうしたらいいの?」と返ってきます。スマホを前後ひっくり返して、まず、マウスを映してもらいました。
なんとマウスはコードレスタイプでした。私は、ビデオ通話で、レシーバーの刺し方を指導しました。
「レシーバーは刺す方向があるから注意して、〇が二ツある面が上です。レシーバーのプラスチックの方をもって、USBソケットにそっと刺してください。」
USBソケットの場所も、「ここですか?」、「違う」、「その隣」、「そこそこ」とすったもんだして、やっと正しい場所にセットすることができました。
姉がレシーバーをセットした後、2分ほど待ってもらってマウスを動かしてもらいました。
「マウスが動いた!ありがとう」
私は、どっと疲れがでてLine電話を切りました。まさか、マウスのレシーバーをUSBソケットに刺すことだけで、台湾まで電話してくるとは思いませんでした。
姉は「USB」という言葉がよくわからなかったみたいです。老眼でノートパソコンの横の穴も全部同じに見えたのでした。
まとめ
私の姉は、現在は定年で退職していますが、昨年までは上場企業で事務員の仕事をしていました。エクセルやワードも使っていたはずです。USBの接続もできないとは、驚きです。もしかして大きな会社は、マウスをパソコンに繋ぐこともシステム担当者が行っているのでしょう。一般の社員にSSDの交換や、メモリの増設をやれとは言いませんが、周辺機器の接続くらいは行えるように、指導してほしいものです。
サポートしていただけたら、とっても嬉しいです。昭和の文化をとことん、語ってみたいと思います。昭和のOL仕事についてお知りになりたいことがあれば、コメント下さい。noteでお答えいたします。