私の社労士試験勉強法①(9月~4月上旬)
前回は使った教材のランキングを紹介しましたが、今回は実際にこれらの教材をどのように使用したかをご紹介したいと思います。通しにすると長くなるので前半戦(~4月上旬の講義1周目終了まで)のみで区切りたいと思います。
2020年9月~2021年4月上旬(1回転目)
TACトレーニング(3~4回転) 大原選択式トレーニング問題集(2~3回転)
大原択一式トレーニング問題集(4~5回転) 合格のツボ【択一】(3回転)
基本的には授業に合わせて択一は3~4回転、選択は2回転+市販の【合格のツボ】を使い、アウトプットするための主要教材として使用していました。TACのものはページ数も薄く難易度も低めだったので1回転目は重宝しましたが、2回転目以降は使用頻度が下がり使用しなくなりました。大原択一式は【過去10】を買うまで結構回しました。問題は重複していますが、高難度のものは除かれているので本試験直前は過去10への切り替えをお勧めします。
ちなみに3月までの私の勉強法は、
・一日一科目(他はやらない)
・問題集メインでわからなかったものや間違えたものをテキストで引き書き込み
・正答率表を作り目標を越えた教材は一時封印
というやりかたをしていました。
その日は他の科目に触れずに集中、というのは当時の私がいろいろな法律を渡り歩くと知識が全然入らないような頭しか持ち合わせていなかっただけですが、今からすれば1周目はそのほうが絶対いいと思います。その大きな理由としては、2週目以降は新しい知識をつける時間を取るのが難しいということです。2週目以降は、まず全科目同時に1周目のレベルにたどり着かなければならず、この作業が一番大変な作業だと思います。その中で新しい知識も足すのは相当重たいので、なるべく多くのことを1周目に理解しておくのが合格への近道です。
実は私も1周目の学習をしている時、他の科目が気になってしまい、全科目7割くらい取れれば大丈夫・・と今からしたら甘いことを思ったこともありました。しかし、2週目に入ると以前より確実に点数が取れなくなります。なので、次の試験で確実に合格圏に入るには最低8割くらいは1周目で解けるようにしておければベターかと思います。
正答率表は何でもいいと思いますが、私はエクセルで簡易表を作り、目標に達したら一度封印し、他の教材を回す時間にあてました。教材の内表紙にも問題を解いた日付と正答率はすべて記載していました。
続きは後編へ・・・