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#1【左サイドスローとは?編】

▼左サイドスローとは?

あなたは、「左サイドスロー」を知っていますか?

野球の投球フォームの一種?
左バッターを抑える人?
変わった投げ方の人?

全部正解ですね。

しかし、僕の見解はちょっと違います。

僕の考える「左サイドスロー」とは、

壁にぶち当たった人間が
それでも負けまいと新たな道に挑戦する。
その姿のことを「左サイドスロー」と呼んでいます。

「左サイドスロー」になんとなく横から投げている人はいません。

オーバースローで通用しなかった人、野手を断念した人、
怪我で腕が上がらない人、それでも諦められない人。

そんな壁にぶち当たった人間が、もがき苦しみ手にした姿です。

生き残るために、必死になって掴んだ姿。

自分が望んだ道ではなかったかもしれない。

思い描いた理想の姿には程遠いかもしれない。

それでも、生きるために挑戦し続ける。

それが「左サイドスロー」です。


▼左サイドスローチャンネルの話

そんな素晴らしい「左サイドスロー」の魅力をみんなに知ってもらいたい。

そこで【左サイドスローチャンネル】を開設しました。

記念すべき最初の動画は、

【左サイドスローとは?編】

そうです。
このnoteと同じテーマです。

この記事は動画の文章版ですね。

僕自身、動画より文章の方が伝わるなーと感じた経験があるので、
動画と文章の2種類を残しておこうと思います。

ただ、僕はどうやら文章の方が熱が入ってしまうみたいです。
長くなってしまったらごめんなさい。


▼左サイドスローの魅力3選

冒頭で「左サイドスロー」の概念についてお話ししました。
ここからは左サイドスローの魅力についてお話ししていきます。

今回お話する左サイドスローの魅力は3つ

①稀有
②挫折
③かっこいい

です。
それでは①から順に説明していきます。

①稀有

皆さんは地球上に右利きと左利きどちらの方が多いかご存知ですか?

正解は右利きです。

では、野球選手の右投げと左投げは?

そう。右投げです。

左投げは少数派なんですね。

さらに、何か物を投げるフリをしてみてください。



やってみましたか?



今、あなたは上から物を投げたのではないのでしょうか?

そう。

何かを投げるときにいきなりサイドスローで投げる人はほとんどいません。

以上のことから

・左投げは少ない・普通は上から投げる

ということがわかりました。

つまり、左投げでサイドスローであるということが極めて珍しいことがわかります。


②挫折

先ほど、ほとんどの人が初めは上から投げるとお話ししました。

左サイドスローもそうです。

最初からサイドスローだったわけじゃない。

サイドスローになる理由が必ずあります。

150キロ以上のストレートが投げられなかったり
鋭い変化球が投げられなかったり
コントロールが定まらなかったり

そんな左投手が、野球人生をかけてサイドスローに挑戦します。

野球選手にとってフォームを変えるのは簡単なことではありません。

体にあってないかもしれない。
故障するかもしれない。
今とり悪くなるかもしれない。

それでも、生き残るために新しい道に挑戦する。

それが、左サイドスローという結果となります。

挫折したままで終わらない。

壁をぶち破る。

挫折の壁をぶち破る左サイドスロー姿を、 目に焼き付けてください。


③かっこいい

左サイドスローのフォームは芸術的な美しさを感じさせます。

美しい腕の角度
グローブの使い方
ステップの位置
ボールの軌道

ずーーーーっと見てられます。

しかし、左サイドスローの魅力は見た目だけではありません。

左サイドスローが一番かっこいいのは

「生き様」です。

左サイドスローは一般的に左打者に強いと言われています。
そのため左打者を抑えるためにマウンドに上がることも多い。

「左キラー」や「左殺し」

なんて呼ばれたりします。
かっこいいですよね。


え?
有利な相手と戦っているのにどこがかっこいいかって?

もしかしたらあなたは大きな勘違いをしているかもしれません。

答えをお話しする前に、一つ質問です。

あなたは、「絶対に勝たなければいけない相手」

勝ち続けることができますか?

絶対に勝たなきゃいけません。

考えてみてください。

あなたがヒーローだとしたら悪者に負けることは許されませんよね?

正義は勝つと思われているんだから。

左サイドスローはそういった役割を担っています。

左打者と10回対戦したら、10回抑えることを求められています。

プロの世界は厳しいです。

役割の果たせない人間に明日はありません。

そのため、左サイドスローがアウト一つにかける想いは誰よりも強い。

そんな左サイドスローの生き様を、最後まで見届けてください。


▼まとめ

以上3つが左サイドスローの魅力です。

本当はもっとたくさんありますが、長くなるので割愛させていただきました。

最後におさらいしていきましょう。

希少な存在である左投手が、
挫折を経験し、左サイドスローに転向。
そこには並々ならぬ思いと、努力がありました。
絶対に勝たなければいけない勝負に勝つために、
生き残るために、
磨いた技術の全てをぶつける。
決して万能ではない。
スペシャリストとしての道。
辛く、険しい道ではありますが、
マウンドに上がる姿は見る人に勇気を与えます。

あなたも左サイドスローな人生を歩んでみませんか?

ではまた!

YouTube【左サイドスローチャンネル】
https://youtube.com/channel/UCMkA4G9PT4TK5uIgB3B5ZrA

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