鈴原るる、黛灰に幸あれ
2021/6/30には、にじさんじライバーに起きたイベントのうち、特に記憶に残しておきたいことが重なりました。鈴原るる(すずはら・るる)ちゃんの卒業・引退と、黛灰(まゆずみ・かい)の物語を決める投票です。
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帰り道は遠回りしたくなる/乃木坂46 covered by リゼ・ヘルエスタ&鈴原るる
2021/6/30 (4分31秒)
乃木坂46のシングル22作目のカバー。鈴原るるちゃんへの餞別となる作品ですね。リゼ皇女もありがとう、ありがとう……
【最後の配信】にじさんじ所属ッ!鈴原るるでしたッ!!ありがとうッ‥‥!!!【鈴原るる/にじさんじ】
2021/6/30 ライブ配信(2時間4分20秒)
にじさんじライバー、鈴原るる。お別れの配信動画。
衣装バリエーションでのお着換え披露したり、メンバーシップやアーカイブやツイッターアカウントなどの今後についてなど。いろいろ話が尽きない放送でした……私はるるちゃんを特に推してたわけじゃないけど、ごく初期にVtuberを知り、にじさんじを知るきっかけとなったライバーさんですから、尊敬するVの一人ですね。
「Vtuberになれて本当に良かった」と語った鈴原るるちゃん。今後の人生に幸多くありますように。
【鈴原るる】引退理由を語るる。卒業配信より【にじさんじ切り抜き】
2021/7/1 (4分40秒)
・ファンレターは7月いっぱいまで受付(メモ用紙に書くなどどんな形でも歓迎)
・アーカイブは半年は絶対残る(その後は大人の事情で消える可能性あり)
・Twitterは残る(更新はされない)
・他のライバーさんの配信ではライバーさんが触れない限りなるべく鈴原の名前は出さないで
・引退後もTwitterはチェックはしてるから#すずはライブで呟いたら見る
「果たし状」を送った奴が幼稚なのは論を待たないとして、そちらは魔界警察に任せましょう。「リスナーに心配をかけるのが心苦しい」と本人が決めたことだから。卒業は寂しいけど、応援してます。
2年間の伝説をありがとう。
全部は無理だけど、またアーカイブ見に行きますね。
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黛灰の場合は、ちょっと複雑で……「黛灰の物語」という背景ストーリーを知る必要があります。私も詳細は知りませんが、
視聴者〈現実側〉 ⇔ Vtuber〈バーチャル側〉
という固定的な構図に一石を投じようとする試みかなと。
Vtuberの魂である「中の人」に言及するのはVtuber業界ではある種タブーになっていますが、その問題に向き合っています。様々な在り方があるのは承知の上で、「黛灰」はこの構図をどう変えていきたいのか、どう解釈するのが望ましいのかと考える、問いの投げかけ。
配信などの片隅、あるいはツイッターなどと連動し、断片的に語られてきた「黛灰の物語」。興味を持った視聴者がそれらをつなぎ合わせ、様々な解釈を行って「黛灰」を再定義し、それに準じて「黛灰」との関わり方を考え、変えていくのです。
視聴者が己のVtuberとの関わり方を改めて問われる物語でもあります。
(参照)【にじさんじ】黛灰の物語を解説してみた【2434system】
2020/10/4 (19分34秒)
さまざまな軌跡を辿ってきた「黛灰の物語」については他に任せるとして。5月20日以降、通常の配信を停止していた黛灰に動きがあったのは、6月19日新宿アルタ前でした。
2021年6月19日の様子
2021/6/20 (5分56秒)
6月30日。物語にひと段落をつけるため行われた最終「投票」。
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2021/6/30 ライブ配信(21分24秒)
50:50と綺麗に分かれた投票結果には、たとえ描かれたシナリオだとしても戦慄しました……それだけの用意をして臨んだ「黛灰」。ここは素直に拍手を送って偉業を讃えるべきでしょう。
私は、黛灰という存在には、好きに生きてほしいです。
そして、物語の終わりを見守るかのように投稿された、夕陽リリちゃんのカバー作品。MV中には黛灰や出雲霞も出て来てます。
とても素敵な六月でした/夕陽リリ cover
2021/7/1 (4分44秒)
今後、黛灰がどうなってしまうのか。
それはまだ分かりません。
ただ一つ言えるのは……行く末を見守りたいですね。
※トップ画像は、みんなのフォトギャラリーからお借りしました。
※記事が多くなったので、案内用の記事を作りました。