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正論を振りかざして過ちを傷付けない事。

こんばんは。

れふとです。

基本的に私はふざけた事ばかりを記事にしていますが、
定期的に真面目な話、心の話、お仕事の話もしていかないと
ただのふざけた奴になってしまうので、今日は真面目な心のお話を記事にしてみたいと思います。


人には性格があって、個性があって、
その人その人それぞれに譲れないものやこだわり、信じている事、
そんな正義がみなさんそれぞれの心に存在すると思います。

その正義は別に世間一般で言うところの正しい事である必要はないと、
必ずしもそうである必要はないと私は考えていて、
誰かを傷つけてしまう、誰かに迷惑をかけてしまうような事でない限りは
それぞれの正義はその人の中で正しくあり続けて良いと思うのです。

いえ、最早誰かを傷つけてしまう事があっても時には仕方ないのかもしれません。
語弊はあるかもしれませんが、時には悪になってしまう事であっても、
それが大切な誰かの為になっていたり、誰かの為に悪になっているような場合であれば
それはその誰かにとって正義になり得るのではないだろうかとも思えたりします。

私が3Fから机をぶん投げたあの時も、私は絶対的に悪であったと思いますが、
後悔はしていません。
運が良かっただけかもしれませんが、私が悪になった事でイジメが止まったのですから世間的には悪でしょうが、
私の中ではあの時の選択は正しい正義として記憶に残っています。

だから私は正義のヒーローよりも、ダークヒーローに魅了されるのかもしれません。
誰にとっても正義のヒーローと言うのは映画の中でしかあり得ないと思った瞬間でもありました。

今現在でも、何度も遭遇するシーンなのですが、
「ほら見ろ!俺は間違ってなかった!だからお前は言う通りにしろ!」
みたいな事。

仕事柄もあるのでしょうが、クレームを受けて困っている子の相談にのったり、
アドバイスをしたりする時によく遭遇します。

どっちが悪いのか、どっちが正しいのか、どっちが間違っていたかと言う議論になり、
結果、悪かったのは弊社だった となった時、
上記のような事を言って難しい対応を強要される事は、時にどうしても起きてしまう問題です。

ただ、私は思うのです。

あなたが間違ってなかったからと言って、間違ってしまった人は何をされても黙って耐えるべきなんでしょうか。

例えばその人が故意に、悪意の元人を騙した、傷つけたとするならば罪を償う必要はあるのでしょう。
その際には正論を言った人が正義となり、選ばれるべきだと思います。

しかし、悪意はなく、勘違いや人的ミスによって、意図せぬ悪となってしまったとしたならば。

それに対して正論を盾に過ちを傷つける事は違うと私は思うのです。

正しいからって何を言っても良いわけじゃない。
間違っていたからって何を言われても良いわけでもない。

正義にはもちろん賛辞を、
しかし、過ちを認めて、改める心があるのなら、
それにも同等の賛辞を送られてもいいと思うのです。

無理難題を強いられるような事を言われ、
パニックになってしまったり、悔しかったり、
なんでここまで言われなくちゃいけないの?
と、泣いてしまう子もいます。

私はなるべくフラットに事実を受け止め、その上でその子の涙に正しい温度を感じ取れれば
迷惑をかけたのが弊社であろうと、徹底的に戦います。

迷惑をおかけした旨の謝罪と、然るべき対応を差し上げる事はお伝えし、
責任を持って最後までやり遂げる事をご案内した上で、
大切な働いてくれている子を不要に泣かせた事に対しては声を大にして物申します。

それはそれ、これはこれ。


過ちを認めたものが反撃してこないと思って、良い気になるなよ と。
強者の気分で言い返せない弱者に、何を言っても良いと思うなよ と。
無意味に傷つけるような事をしたら、私は許しません。

そんな私のズレた考えのせいで、
大ごとになった事もありますし、警察が来たり、裁判沙汰になった事も実際あります。
色々な方にご迷惑をおかけしてしまう事もあるので、私の判断が正しい事はもしかして少ないのかも、しれません。

ただ、私はそのように生きてきてしまいましたし、
そんな私に、私をわかってもらった上で
「れふとは色々アレだけど、そのままでいい」
と言ってくれる方々を信じ、今があります。

先輩にヘコヘコして長いものに巻かれて、後輩に威張った態度をするような、
先輩に殴られてきた部活で、3年になった時後輩を当たり前のように殴ってしまうような。

そんな人間にはなりたくないのです。
それが世間的にどうかはわかりませんが、私の正義なのだと思います。

当時は私自身が下っ端で、良い歳して社会経験もない世間知らずでしたから、
失礼ながらも意見をさせてくださいと何度も上司に意見する事を、非常に不快に思われていたと思います。
世間を知らない恥さらしが喚いてると思っていたらそう思われても仕方ないとは思います。

実際、何度も無視されたり、なかった事にされたり、
もみ消された事、無下にされた事もたくさんありました。
それでも諦めずに生きて来て良かったと今では思えます。

今はもう目上の人がほとんどいなくなってしまい、役職も形上ではありますがとんとん拍子に上がってしまったので、
今度は逆に皆さんから出てくる意見、不平や不満、要求に対して真摯に向き合い、私に出来る限りをパフォーマンスするのが最大限のリスペクトだと思うのです。
歳、役職、歴関係なしに誰一人の意見も、心も無下にしてはいけないと思うのです。

私はそうされた事が多々あり、心を痛めてきた記憶があるから、
今の立場になった今、されて来たそれを自らしてはなりません。

私に影響を与えてくれる皆さんのおかげで私自身の正義を心に持ち続けられていますから、
皆さんあっての私なので、私は皆さんの為に生きて、人の為に死んでいきたいのです。

良いと思うんですよね。
世の中にこんな考えの人間が、一人くらいいても。
邪魔でなければこれからも頑張らせてください。

それではまた。

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