つまらない日常
時間の流れとは、不思議なもので早かったり、遅かったり、まるでスイーツを食べているかのようだ。
(え?)って声が聞こえたような気がするけど、
スイーツって食べ始める前は、こんなにも味わうことができるのか!!っと幸せに満ち溢れているけれど、気づいたら残り一口になっている。
1日の始まりも、朝8時に起きたら寝るまでに後16時間もあるのか!!っと気分が高揚し、何しようかな、あれしようかな、これしようかな、もうちょい寝ようかな、いや勿体ないな、濃い一日にするんだよ!って思っていたら、もう日が暮れている。
つまるところ、気づいたらスイーツは食べ終わっているし、今日という日も終わっている。
特にやり残したことなんてないし、できる限りのことはやったつもりだし、なんなら明日への準備、イメージングもやり終えたのに、オレンジ色の天井を見上げながらベットでの内省は悔いが残っている。
それでもね。これだけは忘れたくない。
今日も一日お疲れ様。
よく頑張ったよ。
そうやって夜寝る前は必ず自分を褒めてあげること。
自己肯定感をあげること。
そして自分を愛すること。
どんなにつまらない日だって、何の刺激もない日だって、退屈な日だって、ひたすら寝てた日だって自分という人生をトータルで見た時に大事だったんだなって思える日がきっと来るから。
どこかの誰から聞いた何気ない一言で、
「無駄に見える時間も人生には必要らしいよ」
っていう言葉は今でも僕の心の中に残っています。
そうやって、自分を高めていかないとココだっていう時にパワーは発揮されませんからね。
サッカーで言うと、チームにハードワーカーというキャラクターの選手は必要不可欠な存在だと思います。
例えば、頭がカッターみたいなモヒカンヘアのビダル。
しかし、重要な時に自分の力を120%出せる、苦しい場面で決めてくれるようなエースストライカー的な選手も必要不可欠な存在です。
例えば、バロンドール最多受賞者(7回)のリオネル・メッシ。
試合中は歩いているように見えているかもしれないが、常に的確な情報を取り入れと相手分析をし、ライオンのように狙いを定めている。ゴールを取るための逆算を常にしている。
前者と後者は、持ちつ持たれつの関係であるため、働き者のアリになるか、女王アリになるかは人それぞれ。
自分で決めて自信を持ち続ければいいのです。
そうやって
「今日がつまらなかったな。」
と思っていても、メッシみたいに、自分の人生のゴールをGETするために、パワーを貯めた!!と思い直せばいいよ。
そしたら、思考が変わって日常が変わるから。
前頭の写真は、相棒ちゃんのミラーから見えた夕陽。
夕陽を見て僕は、
『また今日という日が終わるのか。
つまらなかったな。』
と思うのです。
だけど、そう思えることがとても幸せなのです。