次女に学ぶアイデアの生み出し方。「きかくのがっこう」で思ったこと
先日「きかくのがっこう」という授業に、小4の娘と行ってきました。子どもたちのアイデア、おもしろかったなぁ。
企画の発想術のヒントにもなったので、どういったことをやったのか、どういったアイデアが出たのか、まとめておきます。
「きかくのがっこう」でやったこと
ざっくりした流れはこちら。
あたまの準備体操をする
お題に対して、自分のアイデアのタイトルと説明を1枚の紙にまとめる
みんなの前で、自分のアイデアを発表する
まずは頭をやわらかくするために、名づけクイズから。あるキャラクターの名前を子どもたちが考えていきます。「ギョロギョロちゃん!」「クロちゃん!」と、さまざまな名前が出てきました。正解はないですからね。
次女はこんなアイデアを生み出しました
ここから、子どもたちがアイデアを生み出すことに挑戦していきます。
雨の日を楽しくするには?
学校を楽しくするには?
パパママがもっと楽しく運動するには?
といったお題にたいして、アイデアを形にするまでを、90分でやりきっていました。ここは数人と子どもたちと、先生1人で、対話形式でアイデアを深めていくんですね。
そして発表の時間。うちの娘は、雨の日を楽しくするために、「大きい傘作戦」という企画を発表していました。
大きな傘が浮いていて、そのなかにみんなで入るそうです。雨は大きな傘にあたると、そお菓子になる。これは思いつかない。雨が降れば降るほど、お菓子がたくさんになるわけですね。
「不思議な靴」は、雨が集まると、つるつる滑ることができるアイテム。これなら雨の日が待ち遠しくなるかも!?
学校を楽しくするためには、「こういうことダメ!がない学校」というアイデアに。ネイルをしてエクステできて、ピアスも空けられる。娘がやってみたいことが盛り込まれています、確実に。
パパママがもっと運動にするには、「スペシャル椅子」。座っているだけで、鍛えれるというアイテムのようです。
ほかの子の企画で、「先生にテストを出せる学校」はおもしろくて、いつも生徒だけテストを受けるのはズルい!と思っていたそう。どんなテストにするかを考えるだけで、ワクワクしてきませんか?
あと「大人すべり台」「算数鬼ごっこ」「文字が浮かぶノート」とか、いろいろなアイデアが発表されていて、とにかく子どもたちの発想が自由なんですよね。
「企画」がこれからの必修科目になる!?
そもそも「きかくのがっこう」は、算数、国語、理科、社会と並んで、「企画」がこれからの時代の必修科目にすべきでは?という発想から生まれているそうです。
だれかが作った正解をたどることができない時代。多くの仕事で、企画の発想が求められるのは実感するところでもあります。
そういった意味で、娘にとっていい経験になっていたらいいなぁと思いました。だれかの評価を考える前に、自分がおもしろいと思った企画を練ってみるという経験。
個人的にもですね、企画を考えるとき、うんうん悩んでまったく発想が広がらないとなることも多いので、アイデアを生み出すことの楽しさを感じることができたのがよかったです。子どもたちの企画、とてもキラキラしていたので。
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