アパレルをやりたいと思った理由
私は小学生の頃、お下がりばかり着ていた。
周りの友達はみんな、ブランド物や可愛い服を着ていた。
私は人より周りを気にくる性格で、常に周りを気にしていた。
親が厳しく、節約節約で、美容院にも行かせてもらえず、髪もボサボサで、とにかくダサかった。
近づいてくる友達なんているわけもなかった。
中学生になり、制服になってからはその悩みは一旦無くなった。
ただ、相変わらず美容院には行けず、やっぱりずだとダサかった。
幸い、陸上という楽しみがあり、スポーツも好きだったおかげで免れた。
でも小中と一貫校だった為、相変わらず友達は少ない。
友達に誘われても親が厳しかったから断るばかりで、案の定誘われなくなり、友達もいなくなった。
とにかく、小中の9年間は辛く、死ねるなら死にたかった。
高校になって環境が変わった。
だけど、もうその時は友達なんていらなかった。友達なんて信用してなかった。
高校でも部活をはじめ、そこでできた仲間とは仲良くしていた。
高3で部活を引退し、自分でバイトをして、そこで初めて新しい服、好きな服を買って、好きな服を着た。
こんなにも気分が明るくなり、こんなにも前向きに自信を持てるものなんだと、そこで感じた。
それと同時に、
近づいてくる友達も変わった。
“服”そして”外見”というものは、
人間の中身を変え、環境まで変えてしまう
良くも悪くも、
すごいものなんだとそこで知った。
そこで私は、
アパレルに対して魅力を感じ、興味が湧いてきました。
自分で買えるようになってから、
若い頃は派手な服にも興味があったので、ギャルやヤンキーみたいに着こなしてた時もありました。
服というのは、
自分を表現するツールです。
派手な服を着ていればそれなりに派手に見えるし、地味な服を着れば真面目に見えます。
そしてきた服によって自然と気持ちも変わり、集まってくる人や環境も、自然とそれに合った人が集まってきます。
それって、人生そのものにも変わり得ない事だと思います。
大袈裟かもしれないけど、確実に影響はあります。
服によって自信がつき、前向きに過ごせる。
一日が楽しくなる。
そんな事を経験したからこそ
自信の無い人に服を通して伝えられることがあればよいなと感じています。
今は色々な診断などがありますが、
どんな服を着るかは自由です。
一番大事なのは、その服を着て自分自身のモチベーションやテンションが上がり、自信が持てる事、更にそんな自分を好きになることです。
自信が持てれば、自分の事が好きになります。
スタイリストをやる上での大事な事、
一番の目的は、
お客様がどんな服を着た時にテンションが上がるかを一緒に見つける事。
それを探すツールとして、
骨格診断やパーソナルカラーがあります。
こだわり過ぎず、
自分の判断基準として使えていれば、良いと考えます。
スタイリストにおすすめされた服でテンションが上がらなければ意味がありません。
自分の好きを一緒に見つけにいきましょう。
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